Skip to main content

韓国一般ニュース

緊迫の41日間、拉致事件発生から解決まで

タリバン兵8人と人質8人の等数交換に要求を切り替えたタリバンは、25日になり交渉の失敗を宣言し、人質 となっている支援奉仕団のリーダーを務めていたペ・ヒョンギュ牧師を殺害し、韓国政府に揺さぶりをかけてきた。

人質解放、韓国政府が得たもの・失ったものは

事件とは関係なく予定されていたことではあるが、タリバンと交渉の結果として年内の軍 撤退を約束したこと、宣教禁止を約束したことは、タリバンに戦功を与え、韓国には「恥」となったと言わざるを得ない。

市民も安堵、ネット上では無謀な宣教活動に批判も

【ソウル28日聯合】アフガニスタン韓国人拉致・殺害事件は28日、残る人質全員解放で合意と報じられ、事態の推移を見守っていた市民らも41日間にわたり続いた事件の 解決を歓迎し、安堵(あんど)の声を上げた。

軍撤退と宣教中止以外の条件はなし、青瓦台報道官

旅行禁止国制度と、宗教界との交渉を通じ、実質的に危険な宣教が行われないよう措置していく計画だ」 ――タリバンが要求していたのは収監者との等数交換だが、合意内容には含まれてない。

人質解放の条件は5項目、タリバン交渉代表者

タリバンの交渉代表者は同ニュースに対し、タリバンはこれまで人質解放の条件として要求してきたタリバン兵の釈放要求を撤回するこ とを決定し、韓国人人質がアフガンから出国するまで攻撃しないことを約束したと明らかにした。

ラマダン前に女性人質解放の可能性も、現地消息筋

アフガニスタンでの拉致事件と関連し、韓国と武装勢力タリバンとの交渉が相当合意に近づいているとみられるなか、女性の人質を先に解放する案などがタリバン内部で検討さ れているもようだ。