「成熟した後続措置を」 対日関係改善に期待=韓国長官
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は9日、ソウル市内で開かれた討論会で講演し、朝鮮人の強制労役の歴史を反映させた「明治日本の産業革 命遺産」の世界文化遺産登録について、「(日本側が)今後、国際社会の期待に応じる成熟した後続措置を取り、両国関係が好循環に発展することを望む」と述べた。
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は9日、ソウル市内で開かれた討論会で講演し、朝鮮人の強制労役の歴史を反映させた「明治日本の産業革 命遺産」の世界文化遺産登録について、「(日本側が)今後、国際社会の期待に応じる成熟した後続措置を取り、両国関係が好循環に発展することを望む」と述べた。
外務省関係者は8日、聯合ニュースの電話取材に対し、世界遺産へ の登録が決まった施設の一部で植民地時代に朝鮮半島の人々が労働を強いられた事実を知らせる「情報センター」を設置する際には、岸田文雄外相が発言したように、「強制労働は なかった」という立場で関連情報を作成すると説明した。
【ソウル聯合ニュース】韓国空軍は7日、人工衛星の動きなど宇宙関連の情報を米国からリアルタイムで受け取り、韓国の機関と共有する「宇宙情報状況室」を設置したことを 明らかにした。
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は7日の定例会見で、世界文化遺産への登録が決まった「明治日本の産業革命遺産」に松下村塾(山口県 萩市)が含まれることについて、「問題意識を持っている」と述べた。
同当局者は李氏が訪朝する際に統一部当局者が同行し、韓国政府のメッセージを北朝鮮側に伝える可能性について、金大中平和センターの訪朝計画が同部に提出さ れてから検討するとの考えを示した。
同氏は産業革命遺産の文化的、歴史的な価値を認めながらも、「日本はこれら施設の歴史に対し正直でなければならず、第2次世 界大戦中に世界各国の戦争捕虜が産業革命遺産の施設で『奴隷労働』を強制された事実を完全に認めるべきだ」と主張した。