爪が先からめくれてきて、ガタガタになってしまう二枚爪。
爪は3つの層からできていて、層の間に空気が入ってめくれてしまっている状態が二枚爪です。
キレイに爪を伸ばせないので見た目も気になってしまいますし、放置しておけば欠けたりめくれたりして悪化していってしまいます。
なぜ二枚爪になるのか、予防するにはどうしたら良いのかをお伝えします。


●二枚爪の原因


・外からの衝撃
タイピングなどで指先を酷使していると外からの衝撃で爪がダメージを受け、二枚爪になりやすくなってしまいます。
爪切りでバチンと切ってしまうと、その衝撃で二枚爪になることも。
また爪先がガタガタしているのが気になってめくってしまうのも原因になります。


・乾燥
爪が乾燥するとヒビが入りやすくなり、その部分から、爪の層がめくれて二枚爪になってしまいます。
食器を洗うなどの家事でも洗剤で爪の油分が奪われて乾燥しますし、頻繁にネイルを塗り替えるのも、除光剤による乾燥を招きます。


・栄養不足
爪は皮膚が角質化したものです。
材料となるタンパク質が不足すると脆くなってしまい、ちょっとした衝撃でもめくれやすくなります。
タンパク質以外にも、鉄分、ビタミン、ミネラルなどが不足しても、二枚爪になりやすくなります。
また、血行が悪いと指先まで栄養が行き渡らないため、栄養をとっているのに爪に届かない状態になってしまいます。


●二枚爪を予防するには?


・なるべく爪切りではなくヤスリで整える




爪切りを使うと、衝撃で爪が割れやすくなったり、断面がガタガタしてめくれやすくなったりします。
長さを整える時はなるべくヤスリを使うようにしましょう。
もし爪切りを使いたいのなら、爪が柔らかくなっているお風呂上がりに行う、真ん中から切らずに端から切っていくなど、爪に負担がかかりにくい工夫が必要です。


・手を濡らしたままにしない
手を濡れたままにしていると、乾く時に爪や皮膚の水分まで一緒に蒸発して乾燥してしまいます。
手を濡らしたら必ず拭くようにしましょう。


・指先を保湿する
爪の水分や油分が奪われてしまったら、補う必要があります。
ハンドクリームを塗るだけでなく、ネイルオイルなど爪をしっかり保湿できるアイテムを使うのがオススメです。


・食事に気をつける




爪の材料となるタンパク質を意識的にとりましょう。
ダイエットのためにと食べる量を減らしてしまうのは、爪のためにはNGです。
ササミや卵、大豆製品ならヘルシーかつ高タンパクです。
乾燥して割れやすい人はビタミンAもオススメです。人参などの緑黄色野菜に含まれています。


二枚爪は一度治っても、生活上のクセや食生活がそのままでは、またなりやすいもの。
予防方法を習慣づけてしまうのが良いですね。

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