「自分が亡くなった後、お墓はどうすればいいのか…?」
「子どもが遠くに住んでいるので、お墓参りができないと言われた」

60代になると、お墓について悩む人が増えます。
子供たちが遠方に住んでいる場合は、お墓参りは難しくなるでしょう。
この記事では、墓じまいや新しい供養の形を紹介します。

〇墓じまいを考える人が増えている理由

・お墓の管理
高齢になると、お墓参りや掃除が負担になってきます。
特に、家の近くにお墓がないと交通費もかかるでしょう。
子供に頼めないと悩んでいる人も、多いです。

・お墓以外の選択肢が増えた
永代供養や樹木葬など、お墓以外の選択枠が増えています。
友人や知り合いにも、永代供養を選んだ人がいると聞いて気になる人もいるでしょう。




〇墓じまい後の新しい供養の形

墓じまいをしても、遺骨の供養は可能です

・永代供養墓
お寺や霊園が、供養を続けてくれるお墓です。
家族が管理しなくてもいいので、安心できます。
子供に負担をかけたくない人に、おすすめです。

・納骨堂
室内施設に、遺骨を安置する供養方法です。
ロッカー式・仏壇式など種類が豊富なのが魅力。

・樹木葬
墓石を使わず、樹木を墓標とする自然葬です。




〇お墓を持たないメリット・デメリット

・メリット
お墓を持たないメリットは、維持管理に関する手間がかからないことです。
子供にお墓のことで負担をかけたくない人も、助かるでしょう。
お寺の付き合いやお布施なども、気にする必要はなくなります。

・デメリット
家族や親族に、理解してもらうのが難しい人もいます。
一定期間たつと、合祀されるタイプもあるので最初に調査することが必要です。

〇体験談
永大供養をした人の、体験談を紹介します。

・Fさん50代
実家のお墓が遠くて、お墓参りに行くのが難しくなりました。
そこで、両親のお墓を永大供養にしました。
お寺で供養してくれるので、これから安心できます。

・Mさん60代
子どもが遠方に住んでいるので、樹木葬を選びました。
30万円のプランで、自然に還るという考え方もよいと感じました。
管理の負担がなく、費用が抑えられるので気持ちが楽です。

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