密陽市が観光開発に本腰　映画ロケ地など活用

映画『シークレット・サンシャイン』の舞台となった慶尚南道密陽市が、映画のロケ地と自然観光資源を生かした観光商品の開発を進めている。第60回＜カンヌ国際映画祭＞で主演女優賞を受賞した『シークレット・サンシャイン』は、90%以上が密陽で撮影されている。
　
密陽市が19日に明らかにしたところによると、市は密陽の知名度を高めるため、映画ロケ地と自然などを連携した観光商品開発をコレール（鉄道公社）釜山支社と共同で行っている。21日から2日間にかけて国内の旅行会社代表やメディア関係者らを招いた視察ツアーを実施する。ツアーでは高速鉄道（KTX）を利用して到着した観光客が、密陽市内の主要ロケ地とともに、嶺南楼、表忠寺、泗溟大師生家址、密陽演劇村などの観光スポットを回る商品の開発を模索する。また、密陽の名物料理や名産品なども開発し、地域内の文化観光関連機関となどとともに観光地としての密陽のイメージを強化していく考えだ。

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市関係者は、今回の視察ツアーで旅行業界の競争力を強化し観光客がともに参加・体験できる文化観光商品を作りたいとし、映画のロケ地と連携した商品開発が地域経済の活性化にもつながるとの期待を示した。


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