チョン・ドヨン の最新ニュースまとめ
1日午後、ソウル・鐘路(ジョンロ)3街のソウル劇場で開かれた映画『シークレット・サンシャイン』(監督:イ・チャンドン/制作:パインハウスフィルム)メディア試写会現場。
『オアシス』『ペパーミント・キャンディ』のイ・チャンドン監督が、文化部長官辞職後4年ぶりにメガホンをとった作品であり、忠武路(チュンムロ)のトップ俳優ソン・ガンホとチョン・ドヨンの共演というだけでも、大衆の期待を一身に集めている話題作『シークレット・サンシャイン』。
映画は、夫と死別し夫の故郷である密陽(ミリャン)に来た1人の女性“シネ”の絶望的な人生と、これを見守る1人の男とのストーリーを描いている。
チョン・ドヨンは試写会後の記者会見で「実際は母親ではないので子どもを失った時の表現が容易くなかった」「肌をつねったり血が出るくらいに歯を食いしばってもだめだと思った瞬間、俳優としてのプライドも傷ついて悲しくなった」と打ち明けた。
映画の大半を、心を痛めて涙を流す演技を繰り広げた彼女は「撮影の最後まで持ちこたえられた私のパワーの源は“明日は大丈夫だろう”という気持ちだった。1シーンたりとも簡単なシーンはなかったみたいだ。今日のこの時が来るとは思えなかったくらい、(撮影が)ネバーエンディングストーリーだと思った」とこれまでの苦労を打ち明けた。
共演したソン・ガンホもまた「チョン・ドヨンの名演技を鑑賞しながら、心で泣いて実際にも泣いた。何度泣いたのかは秘密」と、チョン・ドヨンの演技に賛辞を送った。
また「僕の人生の中で、最初で最後の純愛映画だと思ってベストを尽くした。チョン・ドヨンという素晴らしい女優と、このようにいい作品に巡り逢える機会は、もうないと思う」「主にアクション演技をやってきたが、本当にラブストーリーもいい」と明かし、人生初の純愛映画を撮り終えた心境を打ち明けた。
一方イ・チャンドン監督は、劇中のシーンで表現された特定宗教卑下論争余地について「特定宗教の問題でありながらも、絶対者に対する問題でもあるので慎重だったことは事実だが、神ではない人間に関する話を描きたかった」と、否定的な意図が全くなかったことを改めて強調した。
“新妻”チョン・ドヨンの初めての作品であり、ソン・ガンホの初の純愛映画である『シークレット・サンシャイン』は、来たる24日に公開される。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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