
学生と社会人の違いはたくさんあります。
お給料から引かれるお金があるというのも違いの一つです。
今回は、社会人がお給料から引かれるお金についてご紹介します。
これから社会人になる方、給料明細の見方がわからない方必見です。

1.社会保険
会社員が支払う社会保険は4つあります。
・健康保険
仕事外での怪我や病気の治療費の保険です。
仕事を休んで給与が支払われない時の手当金の給付もあります。
保険料は、会社と個人で半分ずつ出し合います。
・介護保険
介護保険は40歳から64歳の方が支払う保険です。
こちらも健康保険と同様、会社と自分で半分ずつ支払います。
介護が必要になったときに給付が受けられる仕組みです。
・厚生年金
老後に年金を受け取るために支払います。
こちらも会社が半額負担します。
・雇用保険
失業したときや、育児、介護のため休業して給料が支払われない時に給付を受けることができます。
業種によって会社と負担割合が異なります。
2.所得税
所得税は、所得が高くなれば、税率が高くなる仕組みです。
所得が195万以下なら税率は5%ですが、
195万円超330万以下であれば税率は10%になります。
しかし、家族構成などの事情によって所得控除があり
経済的に大変な人ほど税負担は軽くなります。
7.住民税
前年の確定した所得金額で支払う額が決まります。
市町村に支払う税金です。
所得税と同様、課税所得額によって支払う額が決まりますが、
住民税はふるさと納税をすることで、
お得に各地域の農産物などをゲットできます。

以上、社会人がお給料から引かれるお金のご紹介でした。
会社からの社会保険料の一部負担があることが、会社員としてもメリットの一つと言えるでしょう。
企業によっては、組合費、株、昼食代なども引かれる場合があります。
給与明細を確認し、正しく給与が支払われているか、税金は正しく引かれているか確認してみましょう!
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