
副業が解禁されたことや、ネットを介して色々な働き方ができるようになってきたことがきっかけとなって、最近では早期退職して金銭的自立をした老後を送る人生プランが脚光を浴びるようになってきます。このことを略して”FIRE”と呼んだりします。今回は、早期退職した後の暮らし方について考えてみます。
早期退職すれば、嫌な仕事から解放された自由な日々が待っています。これを待ち望む人もいるでしょうけれど、いざ仕事がなくなると何をしたらいいのかわからないと、虚無感に襲われる人もいます。人と会わないことで社会参加していないことを痛感したりと、人間は人とコミュニケーションを取りながら生きる生き物であることを実感することもあります。

ですから、早期退職するのは良いのですが、その後に何をするのか、具体的に決めておく必要があります。時間だけあまり、毎日テレビやスマホをいじる毎日は一見幸せなように思えますが、それが何ヶ月、何年も続けば人はダメになってしまいます。心が健康でなくなるのです。
例えば習い事を毎日入れてどこかに出かけるという生活リズムを作れば、虚無感や、自分は何もやっていないという罪悪感からも解放されるでしょう。金銭的にもっと楽をしたいのであれば、物価の安い海外に行って老後を送るという案もあります。そこで海外の暮らしを毎日体験しながら学ぶのもアリでしょう。

あとは、早期退職して本当に自分がやりたい仕事に再就職するという生き方もあります。最初は生きるためにお金が必要で、面接で嘘をついて入社したという人も多くいます。であれば、その次の就職先は収入の良さなど考えず、本当にやりたい仕事に絞るのも良い考えではないでしょうか。
このように、早期退職を計画するならその後具体的にどう過ごすのかまで考えることが大切です。仕事を辞めたら仕事をしたくなったということは多々あるので、することを作るのも大切なのだとわかりますね。
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