
皆さんは「ランサムウェア」をご存知ですか?パソコンに悪影響を及ぼす怖いウイルスのようなものです。この記事では、ランサムウェアとは何者なのか、そしてその事例について紹介していきます。
ランサムウェアとは、パソコンに侵入して感染させるだけでなく、身代金を要求するマルウェアです。マルウェアというのは悪意のあるソフトウェアのことを指す造語で、コンピューターウイルスもその一種です。猛威をふるったのは2016~2017年でと言われていますが、依然解決したというわけではありません。過去にはこんな事例がありました。

バッドラビットは、はロシアやウクライナが中心ですが、日本でも被害の報告があるランサムウェアです。バッドラビットはAdobe Flashのインストーラーのように見えますが実はなりすましです。これを実行させることでパソコンを感染させ、一度感染したら増殖しだし、ネットワークを通じて次々とパソコンも感染させていきます。
バッドラビットに感染したパソコンはどうなるのか、ここは気になるところですね。もし感染したら、パソコンは強制的にシャットダウンされてしまいます。ファイルは暗号化される上、身代金を要求してきます。

自分には関係ないと思っていても、他のパソコンから感染してしまうことも考えられるので、自分が十分に気を付けていても感染する時は感染してしまいます。企業ですら感染するのですから、個人がどうこうできるレベルを超えてしまっています。本来ならこのランサムウェアを作った人を逮捕してほしいところですが、頭が良い人は隠れてランサムウェアだけを操るためなかなか元凶を絶つことができません。
パソコンを使う人は多いですけれど、基本的な対策となる怪しいメールを開けないこと、それらのメールについてきたファイルは絶対にクリックしないことを徹底しておきましょう。多くのランサムウェアはそこから侵入してくるので、これができていれば多少なりとも安心です。
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