ペットが亡くなった後、新しい子を迎えることに抵抗を感じる人がいます。1年以上経っても、なんとなく先代の子に悪いのではないかとか、前と同じように飼ってあげられるだろうかと悩むことが原因です。そんな時には次のペットは飼わない方が良いのでしょうか。

生涯で唯一のパートナーだと思って飼ったペットも、亡くなって時間が経つとまた飼いたくなることがあります。心の傷が癒えた場合もあれば、周りが新しく飼い始めてそれに触発された場合もあります。飼いたくなるきっかけは様々ですが、もし本当に飼うとしたらもやもやはなくしてからにしましょう。




もやもやしているのは、先代に悪いからと感じる人は多いです。その子一筋でなくなる気がしていたり、先代の記憶を自分が薄くしてしまうのではないかと不安に思ったり、新しい子に先代の面影を求めるのは可哀そうだと思ったり、色々なことが渦巻きます。

このように感じていた人が次のペットを飼えるようになったきっかけというのがあります。それは、何匹もペットを飼ったというペットの先輩の意見だったそうです。その方はうさぎを飼っていたそうなのですが、同じような先代に対する罪悪感のようなものがあったと言います。けれど、いざ次の子を飼ってみたらそれぞれをきちんと愛せたとのことです。




新しくペットを迎えるために先代のことでもやもやしている人達が本当に知りたかったのは、この「それぞれをきちんと愛せるかどうか」ではないでしょうか。愛情がどちらかに偏ってしまうのではという不安は、上記のようなペットの先輩の実体験によって消えたという人もいます。自分もそんな風になれるかもしれないと思えたからです。

ペットを飼うことは命を預かること、それはわかり切っていても、気持ちの面で割り切れないこともあるでしょう。そんな時は、先代と新しい子、それぞれをしっかり愛せる自分になることを決めてから飼いましょう。これができるなら後悔もしないはずです。

(C)wowKorea