【イベントレポ】「n.SSign」、ファンミーティングはソールドアウトの大盛況!「皆さんのハートと心臓を動かせる『n.SSign』になるようがんばります!」
【イベントレポ】「n.SSign」、ファンミーティングはソールドアウトの大盛況!「皆さんのハートと心臓を動かせる『n.SSign』になるようがんばります!」
グローバルオーディション番組「青春スター」から誕生した7人組ボーイズグループ「n.SSign」(エヌサイン)が、5月27日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYAにて「n.SSign JAPAN SPECIAL FANMEETING ’Monologue’ produced by ABEMA」を開催した。本イベントは、n.SSign PRE-DEBUT MINI ALBUM Repackage『Monologue』の発売を記念して行われたもので、過去の映像を振り返りながらのクイズコーナーや体力自慢、ミニライブなどの内容を通してファンと楽しい時間を過ごした。

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ソールドアウトになった会場は、開演前から熱気が立ちこめている状態。イベント前には、「青春スター」に出演したシンガー・ソングライターのジヒョンがゲスト出演し、「私があなたに」と「Green Light」を披露し、観客の心を癒した。

会場があたたまったところで、ライブ本編がスタート。オープニング映像が流れ、暗転の中でメンバーがステージにスタンバイすると、ファンから「ファイティーン!」と大きな声援が飛び交う。会場に弾むような軽快なシンセサウンドが響くと、一日中頭の中を占領する恋について歌った「Need U」を1曲目に披露。メンバー同士で目を合わせながら楽しく歌い、ファンに元気いっぱいの笑顔を届ける。曲中、ドハがジャケットをガバッとはだけさせる演出でファンを熱くさせ、黄色い歓声が響き渡ることも。続けて、踊りたくなるようなリズミカルな曲「BOUNCE!」では、バスケのシュートする振付で、「n.SSign」のあふれる愛をファンの心にゴールインさせた。

大きな歓声の中、「めっちゃ多いですね」と客席を見渡して喜ぶカズタ。メンバーの自己紹介がはじまると、会場のテンションはさらに上昇した。

「こんにちは、僕は『n.SSign』のキリン、ヒョンでーす」、「こんにちは、僕は皆さんのビタミン、ヤバラバ ヒウォンでーす」、「『n.SSign』のなまり! (ファン:プリンス!)ソンユンです!」、「僕も! 僕も! 『n.SSign』のわんぱく! (ファン:ボーイ!) ハンジュンです」、「『n.SSign』のリーダー、カズタです。ただいまー! (ファン:おかえりー!)」、「『n.SSign』の監督、ジュニョクでーす」、「『n.SSign』のセクシー! (ファン:ポニョー!)ドハでーす。ありがとうございます」と、コール&レスポンスでファンとの息もぴったり。

司会者を迎えてからは、司会者が先生、メンバーが生徒役という設定で、最初のコーナーがスタート。「ニュース『n.SSign』」のコーナーでは、メンバーが記者となりスクープ写真を投稿する時間が設けられた。1つ目はヒウォン記者からのスクープ。写真にはドハが手を伸ばしている姿とヒョンがキメ顔をしている姿が写っていた。写真について、ヒウォンは「Zepp札幌の時の写真だと思います。フィルムの雰囲気が出るアプリで撮影したんですけど、元々僕はメンバーを撮ることが好きなので、この日も撮影しました。でもなんで手をこうしているのかはわからないです。たぶん『お水ください』って言ったときにパシャって撮ったのだと思います(笑)」と説明した。

続いて、ソンユン記者が撮影した写真。ハンジュンが車の中で寝ている写真が公開されると、会場は歓喜で沸き返った。この写真を撮ったソンユンは「元々僕が眠っている姿を撮られることが多かったので、復讐(ふくしゅう)のつもりで撮りました(笑)」と、会場を笑わせる。普段、移動車でよく寝るメンバーを聞かれると、メンバー全員がジュニョクを指し、ソンユンは「ジュニョク兄さんは車に乗って『よろしくお願いします』と言った途端にグーって寝ます(笑)」と暴露。次はジュニョクの寝顔を投稿してほしいと司会者に提案されると、会場から拍手が起こるが、ジュニョクは「シーッ」と人差し指を口の前に立てて、寝顔の写真投稿に反対アピール。そんな姿に、会場からは「かわいい」という声が漏れていた。

続いて事務所からスクープ写真が提供され、ヒョンがヒウォンの頭を抱えるように2人がハグした状態の写真が公開された。この写真は「青春スター」の1ラウンドで、宿舎で練習していた時のもの。2人が写真の通りに再現すると、会場は熱狂の渦に包まれた。

カズタ記者が撮影した写真は、ジュニョクが猫とたわむれているもの。カズタは「レコーディングルームにいる猫なのですが、『In Summer』のレコーディングの時に、パッと見たらジュニョクが猫と戯れていて、『なにこの猫×猫』って思って(笑)。シャッターチャンス!」と当時を振り返る。司会者に「ジュニョクは猫と会話できるんでしょ?」と問われるも、日本語で「できないです」ときっぱり。そんな猫のような雰囲気の彼に、ファンはときめきが止まらない。

ドハ記者のスクープは、カズタがパンダのエプロンと耳の付いたカチューシャを付け、口を突き出した写真を投稿。ドハは「ご飯を食べていたら、急に面白い顔をしたのですぐに撮りました(笑)」と当時を振り返り、カズタは「お笑い芸人のマインドみたいなものが出ちゃいました(笑)。やるなら全力でやりたかったので」と話し、会場を笑わせた。

最後にヒウォン記者は、ソンユンの額にティッシュが付いた姿の写真を投稿。練習を終えてフォーを食べに行ったとき、ソンユンは辛い物を注文したという。ヒウォンは「辛いけど美味しいって言いながら汗を拭くためにティッシュを顔にピタって付けていて(笑)、これは逃しちゃいけないと思って撮りました」と説明。面白い写真を見せてくれたことに、会場からは拍手が沸き起こった。

普段なかなか見ることのできないメンバーのオフショットを堪能してからは、「Woo Woo(Acoustic ver.」を披露。歌詞の内容に合わせて、ソンユンがカズタを胸に引き寄せたり、ドハがカズタの手を握ったりしながら歌い、ファンを熱狂させていた。

続いて、「第1回 体力自慢は俺だ」というコーナーがスタート。Aチーム(ヒョン、ソンユン、ヒウォン)とBチーム(ジュニョク、ハンジュン、カズタ)に分れてチーム内での勝者を決め、最終的にAとBの勝者同士が対戦。ドハは審判を担当し、最初は上体反らしに挑戦することになった。ヒウォンが「これはキリンに有利なゲームですね」とヒョンの首を指しながらコメントするが、結果は期待通りにヒョンが72センチを記録してAチームの勝者に。勝ち目のないと思ったヒウォンは、「スーパーマーン」と手を前に伸ばして笑いを取る方に専念し、会場を楽しませることもあった。

Bグループは、30秒間に3つの万歩計を振って合計数が高いメンバーが決勝戦に進めるというもの。ジュニョクが1番目に挑戦すると、手足を細かく振って315回を記録。この記録にハンジュンとカズタは諦めモード。2人とも万歩計を付けて、ステージを左右に動きながら会場に手を振り、ファンサービスをすることに専念。結果はジュニョクの回数の半分もいかなかったが、会場は笑顔で溢れていた。

そして決勝戦は腕相撲で対戦することになった。ジュニョクはクールな表情で豪快に腕まくりをして自信満々。一方、ヒョンは腕まくりしていた袖を一度伸ばして腕を隠して控えめな表情。そんな2人を見守るヒウォンとソンユンも、上腕二頭筋をアピールするために腕をぐるっと回して勢いで力こぶを作ろうと必死になる姿を見せ、ファンをほっこりさせていた。

司会者が「勝つのはキリンか猫か!」と熱く言い放つと、いざ勝負! 会場の視線が2人の手に集中すると、ドハの「1、2、3」の合図でヒョンが一気に倒しにかかる。会場から驚きの声が上がるが、ジュニョクも片方の机をギュッと掴んで持ち堪える。会場が盛り上がる中、ヒョンが力を振り絞ると見事に勝利。「第1回体力自慢」ではヒョンが優勝となった。

トークやゲームを終えてからは、ミニライブへ。ブルーのライトで照らされたステージの中央に立ったドハにスポットライトが当たる。そして、穏やかなピアノのサウンドにのせ、胸に手を当てながら清水翔太の「花束のかわりにメロディーを」を披露。繊細に心に訴えかける歌声にファンもペンライトをゆっくり揺らしながらうっとり聴き入る。歌い終えると「僕を見つめて」とほほ笑み、ステージを後にした。

スタンドマイクが準備されると、ソンユンがステージに登場。ギターの切ないサウンドが響くと、ソンユンは優里の「ドライフラワー」をセレクト。彼の選曲にファンも喜び、拍手を送った。黄昏色のライトに照らされ、マイクを両手でつかみ、目を閉じながら力強くエモーショナルに歌い上げると、会場は感動に包まれた。

続いて雰囲気が変わり、ダークで攻撃的なビートが会場に響く中、カズタとハンジュンがステージに登場。操り人形のような連帯感のあるパフォーマンスに、会場も惹きつけられていく。重低音のビートに変わると、ヒョン、ジュニョク、ヒウォンがステージへ。ジュニョクは回し蹴りをして、ダイナミックに披露。クールでセクシーなパフォーマンスに会場も盛り上がる。ビリー・アイリッシュの「bad guys」の曲が流れると、5人揃ってのダンスパフォーマンス。躍動感のあるダンスを見せ、「bad guys」の歌詞の部分でカズタの魅惑的な表情がスクリーンにアップで映ると、会場全体が興奮に沸き上がった。

7人が揃ってからは「Saulty」のステージへ。ファンキーなサウンドと「Salty」と繰り返すフレーズに、ファンも一緒に歌いながら楽しんでいた。

イベントの終盤には、「昔の俺はこうだった」という過去のVTRを流して、その時に何を言ったのかを当てるクイズコーナーが行われた。

ここでは、「ヒョンのマカロンの食レポ」や「ジュニョクのキメ顔」、「ドハの甘い物」、「ヒウォンの自己紹介」などの映像が流れ、恥ずかしがって頭を隠したり、ステージを走り回ったりするメンバーたち。特にジュニョクの「キメ顔」映像では、どんなキメ顔をしたのかを当てるクイズで、ジュニョクは恥ずかしくて「僕じゃない」と言って机に顔を伏せてしまう。カズタがしっかり覚えてると自信満々に「清涼アイドル」の爽やかなキメ顔を見せると大正解。ドハも「野獣ドル」のようなキメ顔と当てて再現。ヒョン、ヒウォン、ハンジュンまで「清涼アイドル」をまねて面白がるが、ジュニョクは完全に疲れ切って放心状態。遠くを見つめて水を飲み、「僕じゃないです、誰ですか!」と現実逃避するほど恥ずかしかったようだが、会場は一番盛り上がっていた。

この日は、ファン投票1位の楽曲のカバーダンスを披露する時間もあり、1位だった「SHINee」の「LUCIFER」と「東方神起」の「Rising Sun」をエネルギッシュに披露。後半にいくにつれて更にパワーアップする力強いダンスに、会場も揺れるほどの盛り上がりを見せた。

イベントを振り返り、感想を聞かれたカズタは「久々に日本に帰ってきて、たくさんの皆さんの前でパフォーマンスさせていただいたのですが、毎回皆さんに力をもらえているので、また力をもらって韓国に帰っても今やっている準備を頑張ってできると思います」と感謝の気持ちを伝え、ジュニョクは「今日は恥ずかしいこともあったりしてグデッとした姿を見せてしまいましたが、ステージの上だけでは皆さんに良い姿を見せようと最後まで頑張りました。次に会うときも大歓声をお願いします」と笑顔を見せた。ヒョンは「頭の中が真っ白ですが、たくさんの方が来てくれて一緒に楽しめて良かったです」と伝え、ヒウォンは「『Monologue』をたくさん愛してくれて、久しぶりに日本のファンの皆さんの前に立つことができてとても嬉しいです。(日本語で)ファンの皆さんがいますから、僕たちがいます。これからもよろしくお願いします」と客席にハートを送った。ソンユンは「日本に久しぶりに来てファンミーティングをしたのですが、応援してくれてありがとうございます。これからももっと良い姿を見せていきたいと思います。『Monologue』を愛してください」と笑顔を見せた。

ハンジュンのコメントの前に、6月3日(土)22時からABEMAで放送されるヒーリングASMRドラマ「Sound Candy-私を満たす君の音」のお知らせが入った。メインキャストのハンジュンがドラマの見どころを聞かれると、彼は「7人全員が出演するので、メンバー一人一人の魅力を堪能できるドラマだと思います。僕は台詞がたくさんあるだけで、僕一人が苦労したのではなく、メンバー全員が苦労して一生懸命作品にみました。なので、僕だけを見るのではなくみんなを見てください」と伝えた。また、ドラマのコンサートもすでに決定していて、7月16日に開催されると発表され、ファンを喜ばせた。
最後にドハが「ファミーティングを準備しながらいろいろ考えたのですが、歌とダンスでどうするかと悩んだのですが、歌はハートでダンスは心臓で動くものだと思いました。『n.SSign』は皆さんのハートと心臓を動かせるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします」と語ると、会場は大きな拍手に包まれた。

ファンミーティング最後のステージは、イベントのタイトルにもある「Monologue」のステージ。ドハの伸びやかでソウルフルな歌声から始まると、歌うメンバーに次々とスポットライトが当たり、一人一人の歌声をじっと聴き入る。目を閉じて歌うメンバーや拳を硬く握りながら、訴えかけるように歌い、曲の後半ではメンバーの声が重なっていき、情感たっぷりに表現。迫力のある歌声で聴く者の心を震わせると、大きな歓声と拍手が送られた。
歌い終わったメンバーは、ステージの端から端、1階から3階までのファンに手を振ったりハートを送ったりしてあいさつ。名残惜しそうにしながらステージをあとにした。


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