「復讐代行人3」イ・ジェフン、15年前に埋められたイ・ドハンを発見…悪役自らの手で「破墓」に走る衝撃

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「復讐代行人3～模範タクシー」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

SBS「復讐代行人3～模範タクシー」（以下、「復讐代行人3」）のイ・ジェフンが、悪役シン・ジュファンを精神的に追い詰め、自らの手で埋葬した被害者を再び掘り起こさせた。

去る12日夜9時50分に放送されたSBS金土ドラマ「復讐代行人3」の第7話では、キム・ドギ（イ・ジェフン扮）が、15年前にパク・ミノ（イ・ドハン扮）を殺害したイム・ドンヒョン（ムン・スヨン扮）とチョ・ソンウク（シン・ジュファン扮）が現在、八百長犯罪を行っているという点を突き、埋められたパク・ミノを発見する史上最高の復讐計画を展開し、完ぺきな没入感を提供した。これにより、視聴率調査機関ニールセンコリアによると、「復讐代行人3」第7話は最高視聴率12.2%、首都圏10.3%、全国10.3%を記録し、金曜日の放送回としては自己最高視聴率を更新、同時間帯はもちろん、週間放送ミニシリーズの中で1位を席巻した。

ジンクァン大学バレーボール部監督のチョ・ソンウクは、実力で注目されない選手チョン・ヨンテ（イ・ミョンロ扮）の劣等感を金で補償し、八百長に参加させていた。彼は、自分とチョン・ヨンテの関係を疑う選手が現れると、無差別暴行で口封じを図る予測不能な行動を続けた。

イム・ドンヒョンのジムで八百長の拠点を発見したドギは、ベッティングサイトを通じて姿を消したパク・ミノを見つけ出すと宣言し、計画を立て始めた。最初に行ったのは、味方を作ることだった。ギャンブル依存症のせいでドギに問題のジムを奪われたイム・ドンヒョンは、この事実をチョ・ソンウクに打ち明けたところ暴行を受け、ドギは二人の間に生じた亀裂に入り込んだ。イム・ドンヒョンに太っ腹でジムを返還し親交を深めたドギは、自身を「パク・ミノ」と紹介し、遠慮なく近づいた。挙句の果てに「パク・ミノ・ドギ」は、イム・ドンヒョンに事あるごとに「友達」と叫び、一方的に親友関係を結ぶかと思えば、強引に八百長の共同経営者の座まで奪い取りイム・ドンヒョンを翻弄し、笑いを誘った。

八百長のパターンを分析していた「レインボー・ヒーローズ」は、チョン・ヨンテに注目した。ジンクァン大学バレーボール部がシーズン最後の試合を控えていることから、史上最高の勝負が繰り広げられると予測したドギは、「実行者も味方につけよう」とチョン・ヨンテを抱き込むことにした。これを受けて、ジンクァン大学の女神に変身したゴウン（ピョ・イェジン扮）と、清掃員に変身したチェ主任（チャン・ヒョクジン扮）がチョン・ヨンテと次々に接触して布石を打ち、ドギの新しいサブキャラクター「ロレンツォ・キム」が満を持して登場した。ロレンツォは欧州リーグ公認バレーボールエージェントというサブキャラクターで、チョン・ヨンテはロレンツォが自分に目を付けていることを知り、すっかり有頂天になった。

一方、「パク・ミノ・ドギ」も休まなかった。八百長の議論をしているイム・ドンヒョンとチョ・ソンウクの前にわざと現れて神経を逆撫でたのだ。これにイム・ドンヒョンは、チョ・ソンウクにドギがアジトの存在も知っていると告白し、ドギを目障りだと思っていたチョ・ソンウクは、交通事故を装って排除することを決意した。しかし、これも予測していたドギは、事故直前に無事に車を抜け出し、二人の悪役が「パク・ミノ・ドギ」が死んだと思っている間、「今度は我々が攻撃する番だ」とD-DAYを準備し、見る者の心臓をドキドキさせた。

決戦の日が明け、ドギは再び「ロレンツォ・キム」の姿でバレーボール場を訪れた。試合前、チョン・ヨンテに会ったロレンツォ・ドギは、「アジアのリベロがビッグリーグで成功した例はまだない。なぜか知っているか。チョン・ヨンテ選手がまだ行っていないからだ」とおだてた後、「ミスだけはするな」と忠告した。これに欧州リーグ進出という夢に浸ったチョン・ヨンテは、チョ・ソンウクの八百長指示をすべて無視し、エラーゼロの最高の試合を繰り広げ、試合が終わると警察に自首すると宣言し、痛快な展開をもたらした。

計画が水泡に帰したイム・ドンヒョンとチョ・ソンウクが戸惑う中、ドギが最後の一撃を加えた。イム・ドンヒョンに電話をかけ、「パク・ミノ・ドギ」の生存を知らせたのに加え、チョ・ソンウクの前に死んだパク・ミノのユニフォームを着て姿を現し、二人の悪役をパク・ミノの亡霊に取り憑かれたかのように仕向けたのだ。特にパク・ミノを埋葬した張本人であるチョ・ソンウクは、遺体が見つかったという話まで聞くと蒼白になり犯行現場に駆けつけた。チョ・ソンウクは狂ったように地面を掘り、自らの目でパク・ミノの遺留品を確認し安心したが、その場所がジンクァン大学初代理事長の墓だったという点が、見る者を驚かせた。また、墓を掘り起こしていたチョ・ソンウクが、正体不明の男性（ウム・ムンソク扮）と通話している様子が描かれ、男性の一言に恐怖におののくチョ・ソンウクの姿が描かれ注目を集めた。果たして悪役たちの頂点にいるとみられる男性の正体は何なのか、15年前の事件の真実とは何なのか、今後の展開に期待が高まった。

一方、SBS金土ドラマ「復讐代行人3」は、ベールに包まれたタクシー会社「ムジゲ運輸」とタクシー運転手キム・ドギが、悔しい被害者に代わって復讐を果たす私的復讐代行劇だ。本日（13日）夜9時50分に第8話が放送される予定だ。