PLAは、トウモロコシやサトウキビなど植物性の原料で作られたバイオプラスチックだ。生産過程での炭素排出量を、PP素材に比べて最大50%減らすことができる。BGFリテールによると、同社が年間約1000トンのPLAを使用すれば、約770トンの炭素排出量を減らすことができるという。
さらに自然分解されないマイクロプラスチックが人体などに問題を引き起こすPPと異なり、PLAは一定の温度と湿度下で微生物により自然分解される。
CUは1年間で3000万個以上の弁当を販売している。同社はこのうち約90%の容器を対象に、PPからPLAへと変更した。年内にこれを、すべての弁当容器に拡大適用する。
さらに10月27日からは弁当と共に提供する箸を、顧客が要請した場合のみ提供する方針に転換。弁当容器の上部に決済用のバーコードステッカーを貼り付ける代わりに、包装紙に直接印刷する方式へ変更する。ステッカーの使用量を減らすと同時に、顧客が弁当に入った内容物について確認できる効果も高める。
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