チャン・ヒョク の最新ニュースまとめ
13日にオンエアされた「Let's GO」シーズン5の第11話で30年来の親友である俳優チャン・ヒョクと「god」のリーダーのパク・ジュニョンが出演。チャン・ヒョクの自宅初公開から、「god」の代表曲「Dear Mother」にまつわるストーリー、デビューを夢見て共に合宿生活を送った若き日のエピソードまで、多彩な話題で視聴者を魅了した。
番組ではMCのアン・ジョンファンとホン・ヒョニはパク・ジュニョンと共にチャン・ヒョクの自宅を訪問。親友のパク・ジュニョンやアン・ジョンファンにも見せたことのない整然とした家に一同感嘆の声を上げると同時に、趣味の部屋ではジャンルごとに並べられた大量のDVDやフィギュア、トロフィーに驚きを隠せなかった。
その後のトークではMCが互いの第一印象を尋ね、パク・ジュヒョンはチャン・ヒョクについて「ものすごくイケメンで、漫画の主人公みたいだった。だけど貧しそうで哀れだった」と明かし、チャン・ヒョクは「元気でカッコいいアメリカ人だったのに、時がたつにつれて飢えてかわいそうなアメリカ人になった」と語り周囲を笑わせた。パク・ジュニョンは「最初に韓国に来た時は89〜91kgくらいだったのに、1年半で63kgまで痩せた」と話し皆を驚かせたが、チャン・ヒョクは「それくらいなんてことないよ。みんなそのくらい痩せたからね。ジュニョンさんにデザイナーの友達がいたんだけど、彼が最初に覚えた韓国語が『おなかすいた、ご飯ちょうだい』だった」と当時の貧しさを語り、パク・ジュニョンは「彼に最近何を食べているのか聞いたら、エビ味のお菓子でおかゆを作って食べてた」と同情をかった。
続いてチャン・ヒョクとパク・ジュニョンは、デビュー前の貧しかった時代の思い出を振り返った。「月に一度だけ肉を食べに行った。店主が『お金は返さなくていいから、その分だけ肉を食べろ』と貸してくれた。あまりにも食べるから僕たちを『バッタの群れ』と呼んでいた」と語った。さらに「食べていると、一人ずつ消えるから探すとトイレで吐いているんだ。いつまた肉を食べられるか分からないから、とにかく詰め込んでいた」と打ち明け、当時の壮絶な生活にスタジオを驚かせた。
その後、パク・ジュニョンは「god」がデビューに至った理由や、デビュー曲「Dear Mother」の裏話も公開した。彼は「事務所が宿舎の電気代を払ってくれなかった。後で理由を聞くと、僕たちを成功させる自信がなくて、自ら出て行くことを期待していたらしい」と告白。「でも6か月経っても僕たちがそのまま居続けていたので、結局アルバムを出すことになった。結果的にそれがうまくいった」と振り返った。
さらに「Dear Mother」については「子どもの頃、アメリカでは人種差別がひどくて、僕も毎日のように殴られていた。母は職場で韓国人同士お弁当を分け合っていたんだけど、チャプチェなどをアルミホイルに包んで持ち帰り僕にくれた。それを弁当にして学校へ行くと、周りの子たちが「ミミズみたいだ、臭い」と言って唾を吐きかけてきた。僕はそれでケンカし、母が呼び出されることもあった」と苦い思い出を語った。そして「そうした経験をパク・ジニョンに話したところ、そのストーリーをもとに「Dear Mother」が誕生した」と明かした。
一方でチャン・ヒョクは、自身がアクション俳優となったきっかけについて「本当はメロドラマの路線に進むはずだったんだけど」と冗談を交えつつ語った。するとMCホン・ヒョニが「なぜメロをやらないんですか? 昔、チョン・ジヒョンと共演していませんでしたか? その時はどうでした?」と質問。これに対してチャン・ヒョクは「本当に妹のようだった。完全に妹。あの当時、新人俳優は僕とチョン・ジヒョンだけで、二人とも末っ子だったので一緒に演技練習をしていた」と当時を懐かしそうに語った。
なお、MBN「Let's GO」シーズン5は、アン・ジョンファンとホン・ヒョニが友人の自宅や、その人物を最もよく表す職場・練習室など特別で意味のある場所を訪れ、人生を語り合う“国民的ホームビジットツアー番組”として、毎週土曜午後8時20分から放送されている。
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