韓国カルト宗教「JMS」、Netflix「私は生存者だ」に対し放送禁止仮処分申請を行う

韓国のカルト宗教である「JMS（基督教福音宣教会）」が、Netflix新ドキュメンタリー「私は生存者だ（邦題_私は生き延びた：韓国を揺るがせた悲劇の中で）」を相手に裁判所に放送禁止仮処分申請を行った。

韓国テレビ番組「私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で」とは

去る4日、法曹界によると「JMS」は先月29日にソウル西部地裁にNetflixとMBCを相手に放送禁止仮処分申請書を提出した。

これに対しNetflix側は4日、メディアEdailyに対し「確認中」と伝えた。

来たる15日に公開されるNetflixドキュメンタリー「私は生存者だ」は、ドキュメンタリー「私は神だ」の2つ目の物語で、韓国を衝撃に陥らせた4つの残酷な事件、そして繰り返してはいけないあの日の物語を生き残った人たちの声で記録したドキュメンタリーシリーズだ。「私は生存者だ」では、JMS、兄弟福祉院、至尊派事件、三豊百科連崩壊まで4つの事件を8つのエピソードで扱う。

これに先立ち、「JMS」側は「私は神だ」の公開を控えた2023年2月にもMBCとNetflixを相手に放送禁止仮処分を申請したが、裁判所に棄却された。

「JMS」総裁のチョン・ミョンソクは去る2018年2月から2021年9月まで忠清南道の修練院などで23回にわたって香港国籍の女性信徒をわいせつ行為や性的暴行しオーストラリア国籍の女性信徒と韓国人女性信徒を性暴行した容疑で起訴され、去る1月に最高裁判所で懲役17年の判決を受けた。