韓国テレビ番組「私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で」とは
8月15日に公開される「私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で」は、大韓民国を衝撃に陥れた4つの残酷な事件、そして繰り返されてはならないあの日の話を生き延びた人たちの声で記録したドキュメンタリーシリーズ。チョ・ソンヒョンPDと制作陣が2年間の深い取材を通じて生き延びた人たちの声をしっかり聞いた。韓国人ならみんなが知っていると思うような事件の中で、誰も知らなかった本当の話に出会うことができる。
公開されたメイン予告編は2023年「すべては神のために: 裏切られた信仰」で顔を出し、JMS(キリスト教福音宣教会)教主のチョン・ミョンソクと戦ったメイプルの終わらない苦痛について聞くことができる。メイプルは、JMSとチョン・ミョンソクを守ろうとする巨大な権力の脅威と不快な視線にも、激しく争った。
「すべては神のために: 裏切られた信仰」で勇気を出した自分自身を見てチョン・ミョンソクを告訴した被害者が21人だというメイプルのインタビュー、「中学校2年生が初めて被害を受けた日」というまた別の被害者の証言は大きな衝撃を抱かせる。
「シーズン2は未成年者を扱う。これを防がないといけません、皆さん。終わりますよ、 私たち」というJMSのナンバー2であるチョン・ジョウンに続き、制作陣を尾行する誰か、そしてJMS信徒である警察の登場まで「彼らが隠したい真実」が何なのかを追跡する。今回のシリーズは依然として暗行するJMS、それに対抗するメイプルの闘争記を通じて、韓国社会と公権力がどのように不当な勢力を庇護してきたのかを振り返る。
JMSだけではない。本作では計8つのエピソードで4つの事件を扱う。あの日、あの4つの地獄にいて生き延びた人たちの声を通じて、依然として現在進行形であり、今後も繰り返されるかもしれない未来の悲劇を警告する。
「君たちは人間のゴミだと毎週話していた」と40年が経った今でも、依然として苦痛の中で生きていく釜山兄弟福祉院の生存者たちの絶叫はすさまじい。違法な公権力行使で数千人が死亡したり行方不明になったりした、韓国現代史上最悪の人権蹂躙事件で公権力はどのように犯罪をほう助したのかを調べていく。
「本当に殺す人を殺せなくて恨めしい」と富裕層に対する憎悪で殺人工場まで建設し、連続殺人を犯したチジョン(至尊)派事件を通じて私たちの社会が絶壁に追い込んだ人たちがどのように怪物になっていったのか、そしてその連続殺人を防いだ生存者の勇気を聞いてみる。
サムプン(三豊)百貨店崩壊事故は、手抜き工事や不正、監督機関の無責任さがもたらした最悪の人災事故だ。「忘れてはならないことだと思う。特に子を失った人たちにとって、これがその方たちには過去でしょうか?」と問い返す三豊百貨店事故で生き延びた人からの質問まで、なぜ私たちの社会に大きな事故が繰り返されてきたのかを指摘し、痛恨の構造的弊害に向けた強い警鐘を鳴らす。
本作を演出したチョ・ソンヒョンPDは「大韓民国で最もすさまじい4つの事件は過去終結型ではなく現在進行型」とし、「私たちの社会のシステムと公権力の庇護の下に事件の名前と発生した場所が異なる事件・事故が繰り返されている。人間が最も価値のない選択肢になってしまう世の中でこの『私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で』は過去を記録するドキュメンタリーではなく、これからの世の中と事件・事故に対する警告」と明らかにした。
4つの現在進行形の悲劇の中で生き延びた人たちが伝える本当の話、そして私たちの社会に投げかける鋭い質問である「私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で」は8月15日(金)にNetflixでのみ公開される。
私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で | オフィシャル 予告編 | Netflix 【日本語字幕 CC】
私は生き延びた: 韓国を揺るがせた悲劇の中で | オフィシャル 予告編 | Netflix 【日本語字幕 CC】
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