中華ドラマ「楽游原(らくゆうげん)」3話では、崔琳が足の怪我で歩けなくなってしまう様子が描かれた。
崔琳(さいりん)の失踪を告げられた桃子(とうし)(ジョンホー・フイズー)は崔琳がまだあの香粉を使っている限り、必ず見つけられると答えた。
一方、李嶷(りぎょく)と崔琳は山賊の一団に捕らえられていた。首領は崔琳に何者かと尋ね、崔琳は「皇孫李嶷の愛妻です」と答えた。次に李嶷にそれが本当かと問うと、李嶷も「李嶷の愛妻です」と答えるしかなかった。首領は「ここに昔、鎮西軍にいた者がいる」と言い、二哥を呼んで李嶷かどうか確認させた。
二哥は李嶷を見るとすぐに駆け寄り、かつて同じ陣営にいた弟分だと認めた。李嶷が二哥を救ったことがあり、命の恩人であることは知っていた。山賊たちはすぐに李嶷を解放したが、崔琳は縛られたままだった。二哥は李嶷に今の彼らの境遇はすべて孫靖(そんせい)のせいであり、朝廷からの度重なる搾取によって仕方なく山賊になったと語ったのだった。
山賊の首領が崔琳を殺して生贄に捧げようとした。危機一髪のところで李嶷は崔琳と駆け落ちしようとしていたのだと慌てて言った。それを聞いた山賊たちはすぐに崔琳を地面から立たせた。彼らは婚礼の祝いは欠かせないと考え、崔琳と李嶷を一部屋に連れて行き、そこで婚礼を挙げるように促した。
崔琳はすぐにベッドに横たわり、一日の疲れを癒そうとした。李嶷もベッドで寝たいと考えており二人が言い争っていると、崔家軍の桃子がやってきた。桃子は二人の顔をはっきり確認できず、二人に矢を放とうとしたが、相手が崔琳だと気が付くと李嶷が崔琳をいじめていると勘違いし、矢で李嶷を射殺しようとした。
敵軍が山賊の元に攻めてきた。二人は山賊の元から逃げ出すと農家に立ち寄り普通の服に着替えた。李嶷は崔琳に妊婦のふりをさせ、馬車を借りられると説明した。馬車でしばらく進むと、老夫婦に遭遇した。李嶷は馬車を降りて老夫婦の顔の傷について尋ねた。老人はこの先で郭家軍の部下と名乗るものに殴られたと話したのだった。
崔琳は足の怪我で歩けなくなった。さらに崔琳の傷口がひどく炎症を起こしているのを見た李嶷はなぜ早く言わなかったのかと尋ねる。崔琳は迷惑をかけないために平気なふりを続けたが、李嶷は頑として彼女を背負って歩いたのだった。
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