【公演レポ】「SUPER JUNIOR-D&E」、ファンミーティング大盛況! 笑って、歌って、泣いて? 心に残る最高の休息時間©SUPER JUNIOR-D&E JAPAN OFFICIAL
【公演レポ】「SUPER JUNIOR-D&E」、ファンミーティング大盛況! 笑って、歌って、泣いて? 心に残る最高の休息時間©SUPER JUNIOR-D&E JAPAN OFFICIAL
SUPER JUNIOR-D&E」が5月17日(土)、18日(日)に東京ガーデンシアターにて、「SUPER JUNIOR-D&E 2025 FANMEETING 『&-STATION』を開催した。
ファンミーティングは、「日常を忘れ、一緒に休憩するSTATION」という意味が込められ、17日と18日の2部ではトーク&ライブ、18日の1部ではトークショーという構成になっており、ドンへとウニョクのユーモア全開&熱いパフォーマンスでANNIE(ファンダム)との特別な時間を過ごした。
本記事では、5月18日(日)2部のレポートをお届けする。

SUPER JUNIOR-D&E の最新ニュースまとめ

ステージ中央のビジョンには、穏やかな風が吹き抜けるような海をバックにしたバス停留所の風景が映し出され、ビジョンの周りには桜の木々が並び、一台の自転車が置かれていた。忙しい日常の中で、少しの間立ち止まりたくなるような、そんな安らぎの空気が会場を包み込むと、オープニング映像が流れる。そこには、自転車を押しながら歩くドンへとその前を歩くウニョクが映し出され、バス停を発見するやいなや小走りで向かう2人。時刻表を見て、なかなか来ないバスを待ち続け、やっとバスが到着すると、映像に「Are You ready? ANNIE」という文字が映し出された。そして、ファンの期待が込められた歓声と拍手が起こる中、軽快な口笛とファンキーなギターサウンドが流れ、ドンへとウニョクが登場! 熱い歓声を浴びながら、2人は1曲目に「GGB」を披露。心弾むサウンドに、ファンもペンライトを振りながら自然と笑顔がほころぶ。続けて、明るく爽やかな楽曲の「You&Me」のステージへ。ドンへの優しく透明感のある歌声とウニョクの軽妙なラップが織りなす心地良いグルーヴに、会場は一気に引き込まれた。

熱いステージでファンを魅了したあとは、司会者の古家正亨を迎えてのトークの時間。いったんステージ袖に姿を消した2人が、司会者とファンのエッホ!エッホ!の声と手拍子に合わせて、リラックスした表情で登場すると、会場には笑顔が広がった。
そして、ウニョクの「お待たせしました。みなさん、こんばんは。僕たちは『SUPER JUNIOR-D&E』の!」という呼びかけに続き、ドンへが「僕は誰!?」と客席に問いかけると、ファンが「ドンへ!」と大きな声で応える。「僕はみなさんのドンへです!」とあいさつし、会場のテンションは一気に上昇。続いてウニョクは、「エッホエッホ」とおどけて笑いを誘いながら、「ウニョクでーす!」と元気いっぱいにあいさつ。その明るいテンションに会場も笑顔でいっぱいになった。

今回のファンミーティングのタイトル「&-STATION」について古家から問われると、ドンへが「ウニョクがファンミーティングを作りました。みなさん、拍手をお願いします」とウニョクコールをして「説明してください」とウニョクに丸投げ。するとウニョクはすかさず、「みなさん、覚えていますか? 『&-STATION』の説明をすると約束していたことを…」と冷静に切り返す。思わぬ返しにドンへは怯むことなく、さらりと「古家さんお願いします」とまさかの古家にも押し付ける展開に。しかし、ここで古家に「説明すると約束していましたよ」としっかり返されると、ドンへも覚悟を決めた様子で、やっと自ら説明を始めた。ドンへは「今回のファンミーティングの意味はいつも一緒に行くよ…」と日本語で話し始め、韓国語で「いつも一緒にいてどこででも会えるし、そしてみなさんが休める空間です。みなさんがいつも道を歩いていると、バスの停留所、地下鉄、そして新幹線もありますよね。あとは飛行機もあります。その前には何がありますか? そうです、休む空間です。椅子があって隣にコーヒーもあって、隣においしい食べ物のお店があって、かっこいい『D&E』がいます。だから、みんなで一緒に休める空間で時間を過ごして思い出を作る空間です。(日本語で)それがまさに、D&Eの『&-STATION』です」と説明。古家に「感動的なスピーチでした」と言われると、ドンへは「僕は感動を担当しています」と明かし、続けて「きょうは…みなさんに忘れられない思い出を作りたいと思います。みなさんが帰る時に心の中で『やっぱりD&E良かった』と思うと思います」と話し、ウニョクも「涙を流しながら…。今回のコンセプトは感動のコンセプトです」と付け加えた。

突然の感動コンセプトだったが、古家は「いま確認できたコンセプトなので、僕もその方向でやっていきたいと思います」と、ノリノリ。ここから、「感動=悲しみ」のスイッチが入ってしまい、ゲームを進めようとしてもタイトルコールだけで泣き崩れてしまう2人。ウニョクは、ステージの後方にあるビジョンに片手でもたれながら、手の甲に頭を突きつけて「うえーん」と悲しみ、ドンへは床に寝転んで悲しみを表現。さらにウニョクまでも床に寝転んでしまう。そんな2人の姿を見た古家も、困った末に一緒に床に寝転んで3人で嘆く状況となり、これにはファンも笑うしかない。

古家は2人が嘆く中、「しばらくお付き合いください」とファンに伝えつつ、なんとかゲームコーナーを進めようとする。そして、ゲームの準備がされる中、マイクスタンドが設置されるとドンヘが突然「集中!」と真面目な表情になり、感動モードは終わり。ウニョクも目をキリリとさせて、笑っているファンに対して「静かにしてください!」と喝を入れ、通常通りに戻った2人を見た古家も一安心。

「続きを歌おう」というゲームでは、「D&E」の楽曲が流れ、曲が途中で消えてもその続きを正確に歌えるかどうかを競い合う。古家が指名したメンバーが歌い、歌えたらポイントが付き、歌えなかったらもう一人のメンバーにチャンスが与えられる。ファンはどちらが勝つのかを、ドンへとウニョクの写真が印刷されたうちわを見せながら予測する形で参加。
「どうして勝つと思ったのか」をファンに質問しに行くことになり、ドンヘが客席に降りてウニョクのうちわを見せているファンの目の前に行くと、「何でウニョクが勝つと思ったんですか?」と不機嫌なふりをしながら問いかける。ファンはそんなドンへの威圧に負けず、「記憶力が良いと思うから」と回答。すると、ウニョクが「君のことを記憶に残すよ」と甘い声で伝え、ファンの心をとろけさせた。

肝心の記憶力について、ウニョクは「僕は正直記憶力があんまり良くないけど、みなさんのことは全部記憶します」と伝え、「Hwoo!」とファンの嬉しそうなリアクションが広がり、会場は感動に満たされた。
続いてウニョクが客席に降りてドンヘを応援するファンのところへ。ウニョクがファンに「名前は何ですか?」と問いかけると、ファンが名前を言おうとした瞬間、「うるさい!」とさえぎり、ファンも動揺して「コワイ…」とぽそり。すると、ウニョクが「ごめんね。えっほえっほ」と言っていつもの優しいウニョクに戻り、改めて理由を聞くことに。ファンは「曲も作れてかっこいいから」と答えると、ウニョクは「かっこいいは関係ないです。顔は関係ない」と不満気。「僕は?」とファンに問いかけると、会場からは「かわいい〜!」という声が飛び交った。

そしていよいよゲームへ。曲が流れる中、日本語歌詞を口ずさみながら集中する2人。そして、音が消え、古家がウニョクを指名すると、音楽の流れに合わせて「Oh〜〜oh,oh,oh!」と堂々と歌い出すが、判定はバツ。ウニョクは「リミックスはこういう風にしませんでしたか?」ととぼけながらも自分は合っていると不満そう。そして、ドンヘが答えるチャンスを得ると、音楽が流れてノリノリのドンへ。そして音楽が消えると、「♪今宵はもう夢の中 狂いそうな熱の中 (あやふやに)アウィドーン」と「Circus」を歌い、最後の部分は曖昧な感じで終わったが「キンコンカーン」と判定は正解に。この判定に不満のあるウニョクは「最後の『アウィドーン』って何?」と突っ込むと、ドンへは「ある程度フィーリングで歌えば正解になるそうです」と判定基準を説明してくれた。

2曲目はウニョクが「Bout you」をしっかりと歌って正解。3問目はドンへが「Can You Feel It?」を、若干歌詞を間違えながらもフィーリングで押し通して正解。4曲目は「Growing Pains」をウニョクが歌う権利を得て、しっとりと歌い始めるが、なぜかドンヘにも歌わせてしまう。普通にアカペラで2人が気持ち良く歌うステージとなってしまい、ファンも手拍子をしながら楽しむが、判定は歌った割合が多かったドンヘにポイントが与えられた。
最後はウニョクが歌う権利を得るが、この曲でもウニョクはドンへと一緒に歌うことを楽しんでしまい、結局ドンヘにポイントが付き、ドンへの勝利。

続いてのゲームは、水の入ったペットボトルを床に広げた新聞紙に置き、ペットボトルを倒さずに足だけで自分の方に手繰り寄せられるかというもの。「Ready Go」の合図で新聞を手前に持ってくるように必死になる2人だが、あっという間にドンヘが勝利。あまりにも簡単に終わってしまったので、ペットボトルを2本にして再挑戦することに。
「Ready Go」の合図で、慎重に新聞を手繰り寄せていく2人だが、コツを掴むのが早いドンへはあっという間にペットボトルを手繰り寄せて、2回戦もドンへの勝ち。ドンへが応援してくれているファンに感謝をしつつ勝利を噛み締めている中、ウニョクは足がつって指をもみほぐしているという状況に、ファンも笑いが絶えず会場は和やかなムードとなった。

罰ゲームも用意されていたが、チャレンジ動画の「何が好き?」R&Bバージョンを負けた人が歌う…はずが、ドンヘが抑揚をつけながらグルーヴ感たっぷりに歌ってしまい、ウニョクは「僕はいつ歌えばいいんですか?」と困った表情を浮かべる。改めて、罰ゲームを受けることになり、ウニョクがクールにこなすが、罰ゲームというより、カッコ良さをアピールする時間になったため、ファンも一緒に歌うことに。ファンが「ウニョクちゃ〜ん」と歌うと、ウニョクが元気良く「はぁーい!」とかわいく返事をし、続けてファンが「何が好き〜?」と歌うと、ウニョクが「♪油そばよりも あなた〜」と艶っぽい声で歌い、しっかりと笑いもとって会場を和ませた。

笑いに包まれたひとときの後は、一転して2人の歌声にじっくり浸る時間へ。「感動」コンセプトに戻った2人は、「エモーショナルな悲しい曲を準備しました。ここまでは楽しくて幸せな時間だったので、ここからは皆さんの涙を見たいです」と伝えると、小さな声で「ミュージックレッツゴー」と合図。すると会場には跳ねるようなビートが響きわたり、明るい楽曲「1+1=LOVE」のステージがスタート。「♪Oh love 僕のところに来てくれたら 僕の心が目を覚まし 世界が明るくなる」と、ドンへの甘い歌声とウニョクのリズミカルなラップで会場を楽しい空気で包み込んだ。

ドンへのソロステージでは、ブルーステイストの「LOST」を披露。ギターとビンテージオルガンの落ち着いた音色とドンへのエモーショナルな歌声が会場に切なく響く。続く「Blue Moon (Feat. MIYEON of (G)I-DLE)」では、「一緒に行く?」と言うセリフでファンの心を鷲掴み。客席に降りてファンとハグするサプライズで会場を沸かせた。
ウニョクのソロでは、クールなヒップホップナンバーの「LIKE THIS」からスタート。「Like This!」と歌うパートでは、ファンも一緒に歌って盛り上がる。続いて、ニュージャックスイングの「UP N DOWN」。ファンキーでノリのいいリズムに乗せて、「この瞬間は思いっきり自由に踊って楽しもう」と軽やかなステップを見せて会場を沸かせ、ファンも「イ・ヒョクチェ! イ・ヒョクチェ!」と力強い掛け声で会場を揺らしテンションも最高潮!
そしてドンへも合流し、「みなさん準備できましたか!」とウニョクが叫ぶと、陽気なダンスナンバー「I WANNA DANCE」、「Run Away」で会場を一気に盛り上げ、会場が完全に一体となった。

熱いステージを終えてからは、映像を通して「D&E」からエニ(ファン)へのメッセージが送られた。
メッセージが流れたあと、ウニョクが「では、みなさん一緒に手をあげて準備してみましょうか。みーぎ、ひだーり、みーぎ、ひだーり」と手を振るように指示すると、会場に爽やかで明るいサウンドが広がる中2人が登場し、「手を振って」を披露。2人が客席に降りてお花を渡しながらファン一人ひとりに挨拶するように客席を周る。その温かな交流に、会場の空気はさらに熱を帯び、大きな歓声に包まれた。

最後に、ドンへは「昨日と今日は僕とウニョクは幸せでした。みなさんありがとうございました。最近僕たち『SUPER JUNIOR』のニューアルバムの準備をしています。曲とかジャケット写真はかっこいい。20周年のアルバムを期待していてください。みなさんのおかげで20年間続けられました。僕たちが初めてコンサートをしたことを思い出します。日本でもSUPER SHOWをするつもりなので、すでに会場の予約をしました」と、うれしい知らせにファンも大興奮。さらに詳細を言おうとするドンヘに対して、ウニョクが止めに入り、情報解禁はここまで。続けてドンへが「その意味は、みなさんに会いに来るということなので待っていてください」と再会を約束。

ウニョクは「みなさん、楽しかったですか? 今年は『SUPER JUNIOR』の20周年ですけど、来年は『D&E』の15周年だからそれも期待してください」と伝えると、ドンへが「『D&E』のコンサートの会場を予約を…」とまたもや情報を漏らしてしまいそうになり、ウニョクに止められると、「コンサートは…できるでしょうか」とごまかしてみる。続けてウニョクが「これから『D&E』が来年の活動をどうすればいいか話し合い、今から準備していますから、みなさん、今年と来年もずっと期待していてください」と伝え、再会を約束した。

再会を誓ったあとは、クライマックスへ。ドンへが「SUPER SHOWで戻ってきます。最後まで一緒に歌いましょう」と伝え、ウニョクが「楽しむ準備はできましたか? レッツゴー!」と叫ぶと、「僕らのStory」のステージへ。「♪これからはもう1人じゃない 僕たちの歌が続く限り 終わらない永遠の物語が始まっているんだ」と、ファンとのかけがえのない歩みを辿るように、2人の柔らかく繊細な歌声が会場に響き渡った。

最後は「僕たちは スーパージュニアです!」「私たち エルフです」とおなじみのフレーズでイベントを締めくくり、名残惜しさをにじませながらも、笑顔で手を振り、2人はステージを後にした。
笑いあり、感動あり、そして圧巻のパフォーマンスと、全てが詰まったステージは、ファンの心を優しく包み込み、温かな余韻を残して幕を閉じた。
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