ソ・テジ(左)とカシフ氏=29日、ソウル(聯合)
ソ・テジ(左)とカシフ氏=29日、ソウル(聯合)
韓国歌手のソ・テジが29日、来月27日にソウルワールドカップ競技場で開催される<ザ・グレート・ソテジ・シンフォニー>を控え、ソウル・徳寿宮の即祚堂前庭で記者会見を行った。
 
会見には同公演の音楽監督を務める英国の指揮者兼作曲家トルガ・カシフ氏も出席し、クラシックに編曲したソ・テジのヒット曲『Moai』『僕は知っている』『永遠』をピアノで演奏し、会場に詰め掛けた500人余りのファンから拍手を送られた。

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ソ・テジは会見で、「専門的な知識はないが小さいころからクラシックを楽しみ、『永遠』『Zero』など映画音楽のような雰囲気の、オーケストラによる曲作りのため自分なりに研究を重ね、これまでよい曲を発表できた」と振り返りながら、オーケストラとバンドの共演は以前からの夢で、ファンだったカシフ氏、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との協演が実現し幸せだと喜びを語った。

現在は交響曲に合う14曲を選曲し、カシフ氏と編曲作業を進めていると紹介した。自身の曲は『教室イデア』のように駆け抜けるような曲もあれば『Take2』のように前衛的で難解な曲、『永遠』のように叙情的で幻想的な曲もあり、公演は多彩さが感じられる内容になるだろうと述べた。

それぞれ韓国と英国で離れて作業を行ったソ・テジとカシフ氏は、インターネットと電子メールのおかげで公演準備を進めることができたと口をそろえた。編曲作業は8~9割方進み、ソ・テジはバンドとのリハーサルに入り、来月中に英国で楽団とのリハーサルを行う予定だ。

ソ・テジは「ファンと身近に交流できる試みを多く行いたい。自分の音楽を披露できる公演を通じてファンとの思い出を作っていくのがぼくにとっての幸せだ」と話し、ファンから熱狂的な声援を受けた。
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