俳優ユ・アイン、拘置所で過ごす“秋夕”
俳優ユ・アイン、拘置所で過ごす“秋夕”
収監生活中の俳優ユ・アイン(38)が、ソウル拘置所での初節句を迎える。

ユ・アイン の最新ニュースまとめ

 ソウル拘置所の献立表によると、17日の秋夕(チュソク、中秋節)当日の朝にはパン、ジャム、スープ、ゆで卵、豆乳が提供される。昼食は、ジャガイモのスジェビ(韓国式のすいとん)、さきいかのコチュジャン炒め、コーンサラダ、白菜キムチが提供される。夕方のメニューでは味噌チゲ、米の上にコンドゥレ(高麗アザミ)をのせて炊いたご飯をタレで混ぜて食べる料理、白菜キムチが出る。またこれと共に、“秋夕特別メニュー”も提供される予定だ。なお昨年は、玄米の盛り合わせおこしが出た。

 ユ・アインは、収監形態こそメディアを通じて報道されたことはないが、コシウォン(ベッド、机、シャワー室といった必要最低限の設備からなるワンルームタイプの滞在施設)の半分ほどのサイズである5.05平方メートル(約1.5坪)の独房を割り当てられた可能性が高い。

 部屋には水洗式便器、洗面台、布団、TVなどがある。TVは午後5時から午後9時まで4時間視聴することができる。なお独房には、監視カメラがついている。

 先立って、拘置所側は「ニュースを通じて、かなり知られている収容者であるうえ、社会的物議を醸した事犯として内部で分類されただけに、服役者間でのいじめも急激な心理的変化による自害の憂慮がある、さまざまな変数が総合的に考慮された」と伝えた。

 一方、ユ・アインは今月3日の1審で、実刑を宣告されて法廷で拘束され、ソウル拘置所に収監中だ。ソウル中央地法刑事合意25部は、麻薬類管理に関する法律違反などの疑いで起訴されたユ・アインに対し、懲役1年・罰金200万ウォン(約20万円)を宣告した。薬物リハビリ教育プログラムの履修80時間と、追徴金154万余ウォン(約15万円)も命令した。

 ユ・アインは、2020年9月から昨年3月まで、プロポフォールを181回使用し、2021年5月から昨年8月まで、他人名義で睡眠薬を違法で処方買収した疑いで裁判にかけられた。
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