毎年カンヌで開かれるMIPCOMには、世界各地から1万人前後の放送映像コンテンツ関係者が集まる。今年は10月16~19日(現地時間)に開催され、108カ国・地域から1500社以上の企業が出展し、約3500人のバイヤーが来場した。
韓国コンテンツ振興院が運営した韓国共同館には、過去最大規模となる68社の企業が参加した。KBSメディアとMBC、SBSコンテンツハブをはじめとする放送コンテンツの制作・配給会社21社と、ピンクフォンカンパニーやアイコニクスなどアニメ制作を手掛ける34社が海外ビジネスでの新たな協力を模索した。さらに今回は初めて、中小制作会社に対する海外進出支援事業で選ばれた13社が参加した。
コンテンツ振興院は韓国企業と海外バイヤーとのビジネスマッチング、番組ショーケースの場を設け、海外との業務協力の覚書(MOU)締結などもサポートした。
18日のショーケースには、韓国音楽専門チャンネルMnetが放送した話題のダンスサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」からチーフプロデューサーとダンサー兼振付師が登壇し、K(韓国)バラエティー独自のフォーマットや魅力的なコンテンツづくりについて語った。
コンテンツ振興院のク・ギョンボン放送映像本部長は「ドラマからバラエティー、アニメまで、Kコンテンツが世界で爆発的な人気を集めており、海外バイヤーの関心がいつにも増して高かった」と伝えた。
今後もコンテンツ振興院は海外で開かれる放送・アニメ関連の主要な見本市で韓国共同館を運営し、韓国企業の世界進出を後押しする方針だ。
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