ライバル対決は時代を問わず最も興味深い素材の1つだ。歌手ナフナにはナムジンがいたし、グループH.O.T.(エイチ・オー・ティー)にはSechs Kies(ジェクスキス)がいた。2組のライバルが繰り広げる競争は、相乗効果を発揮しファンの関心を集める。
Sechs Kies の最新ニュースまとめ
ネズミ年である2008年には、チャン・ドンゴン、ソン・スンホン、ソ・テジ、SE7EN(セブン)など、大物タレントたちが揃ってカムバックを控えており、高い関心を集めている。今年1年、芸能界で注目すべきバトルを繰り広げるライバルたちを挙げてみた。
<b>Rain(ピ) VS SE7EN</b>
2人のライバルは、米国で激突する予定だ。歌手兼俳優のRain(ピ)とSE7ENは、昨年それぞれワールドツアー中止と出演作の視聴率不振に足をとられ、辛い1年を過ごした。2008年には2人が海外で競い合う。SE7ENはポップスターアッシャーやT.L.C.のプロデューサーマーク・シメル、ビヨンセの『Crazy in Love』を作曲したリッチ・ハリソンとタッグを組み、音盤を制作中だ。遅くても上半期中にアルバム作業を終えて、下半期から米国攻略をスタートさせる見込みだ。
Rainもまた、昨年のワールドツアー中止によって傷つけられたプライドを、再び取り戻す覚悟だ。SE7ENに比べ具体的な計画は微妙だが、ワールドツアーを通じてすでにファン層を確保しているため、スタートライン時点ではSE7ENをリードしており、より多様な方法で外国ファンに出会うことになる。
<b>ソ・テジVSチャン・ドンゴン</b>
領域は異なるが、象徴性として見た時、音楽界と映画界を代表するスターが揃って活動を再開することになる。歌手ソ・テジは、4年ぶりに正規アルバムをリリースし、長い間待ち望んでいた音楽ファンと再会する。ソ・テジははっきりとした活動時期、アルバムの性格などがまだ発表されていない状況にも関わらず、「文化大統領のカムバック」「王の帰還」などの賞賛を浴び、2008年の芸能界に活力を吹き込む先頭走者として挙げられている。
「芸能人の中の芸能人」と呼ばれる俳優チャン・ドンゴンが、2年ぶりに作品を披露する。その上、ハリウッド進出作だ。チャン・ドンゴンは現在、ニュージーランドで映画『Laundry Warrior』を撮影しており、ワールドスターとして浮上するため全力を注いでいる。チャン・ドンゴンは昨年、CM活動を除いては何1つの作品活動もなかったが、常に話題の中心にいた人物だ。各芸能番組でチャン・ドンゴンの名前が挙げられ、彼と交渉するための競争を繰り広げた。
72年生まれのネズミ年の2人が、それぞれ低迷気味の音楽界と映画界に、どんな活力を吹き込むのかに注目が集まる。
<b>チョン・ジヒョンVSソン・イェジン</b>
韓国を代表する2人の美女が、2008年初めにスクリーンで激突する。2人は揃って2年ぶりに新作を掲げ、観客の審判を待っている。まずソン・イェジンが先攻だ。ソン・イェジンは10日に公開された映画『無防備都市』でファンたちの前に訪れた。チョン・ジヒョンは3週間後の31日、映画『スーパーマンだった男』でソン・イェジンに挑む。
ソン・イェジンとチョン・ジヒョンは新しい作品を発表しながらも、相異なる部分に傍点をつける。ソン・イェジンは“変身”で勝負する。劇中“スリ”を演じるペク・チャンミ役を演じ、これまでにはなかったカリスマを発揮する。反面チョン・ジヒョンは、“検証された魅力”で応酬する。気さくなドキュメンタリーPDソン・スジョン役を演じ、飾らないナチュラル美人の姿を披露する。チョン・ジヒョンは、スッピン顔での撮影がすでに話題になったことがある。
ソン・イェジンとチョン・ジヒョンが、それぞれキム・ミョンミンとファン・ジョンミンという演技派俳優を相手役に迎えて繰り広げる演技対決も観覧ポイントだ。
<b>ムン・ヒジュンVSソン・スンホンVSソ・ジソブ</b>
社会人復帰“ビッグ3”対決だ。兵役を終えた3人が揃って復帰を果たす。歌手ムン・ヒジュンは3人の中で最も遅く除隊したが、誰よりも早い動向で活発に動いている。先月30日には一山(イルサン)キンテックスでコンサートを行い、歌手復帰を宣言した。今年はアルバムをリリースし、本格的に“元祖アイドル”の真価を見せることになる。
反面、俳優ソン・スンホンは“牛歩”だ。去る2006年11月に除隊したが、焦らずにゆっくりと復帰を準備している。今年初めには、俳優クォン・サンウと共演した映画『宿命』を掲げ、その健在ぶりをアピールする。
俳優ソ・ジソブもちょうど4年ぶりに帰ってくる。去る2004年ドラマ『ごめん、愛してる』で絶頂に立ったときに去ったソ・ジソブが、華やかに復帰する。ソ・ジソブは大作ドラマ『カインとアベル』で、冷酷な殺し屋に扮し、除隊後1年ぶりに演技活動を再開する。当初の計画よりも台本作業が遅れているが、今年中にソ・ジソブに会えることには間違いなさそうだ。
<b>『良いやつ、悪いやつ、変なやつ』VS『モダンボーイ』VS『神機箭』</b>
2007年映画『光州5・18』以降、途切れた“100億映画”の命脈をつなぐ。昨年ハリウッド大作の空襲の中、韓国映画界は“自らの縮小”に突入した。スター級俳優が登場せずに、比較的低予算で作られた映画が成功し、“低投入高効率”が韓国映画の活路と認識される状況で、韓国型ブロックバスター復活の先鋒に立つ作品たちだ。
女優キム・ヘスとパク・ヘイルを押し出した映画『モダンボーイ』を皮切りに、俳優ソン・ガンホ、チョン・ウソン、イ・ビョンホンという華やかなキャストが登場する『良いやつ、悪いやつ、変なやつ』、朝鮮時代のロケット砲を描く映画『神機箭』が、2008年の映画界で熾烈な争いを繰り広げる。
Copyrights(C)sportshankook & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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