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BMWコリアを家宅捜索 欠陥隠蔽疑惑巡り=韓国検察
【ソウル聯合ニュース】韓国で2018年、ドイツの高級車BMWから出火する事故が続発した問題で、ソウル中央地検は16日、BMWコリアのオフィスなどを家宅捜索した。 警察は昨年11月、BMW本社とBMWコリア、金孝俊(キム・ヒョジュン)BMWコリア会長ら8人を自動車管理法違反の容疑で起訴相当の意見を付けて送検した。BMW車両のEGR(排ガス再循環)装置の欠陥を知りながら隠蔽(いんぺい)した疑いが持たれている。 BMWは18年7月、「16年から欧州で同種のエンジン出火事故があり、原因解明に向けた実験を続けた末、最近になってEGRに欠陥があるとの結論を出した」として、リコール(無料の回収・修理)を実施した。 韓国政府は官民による合同調査団を設置して欠陥の隠蔽疑惑を調べ、BMWが15年から欠陥を把握していたが隠蔽したと結論付けた。 被害を受けた車の所有者らがBMW本社やBMWコリアなどを告訴。損害賠償を求める集団訴訟も起こしている。