国家研究開発事業予算配分・調整案について説明する金性洙・科学技術情報通信部科学技術革新本部長(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
国家研究開発事業予算配分・調整案について説明する金性洙・科学技術情報通信部科学技術革新本部長(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部は26日、同日開催された第11回国家科学技術諮問会議で、2021年度(1~12月)の国の研究開発(R&D)事業に今年度比9.7%増の21兆6492億ウォン(約1兆9000億円)を投入することなどを盛り込んだ「国家研究開発事業予算配分・調整案」を確定したと発表した。 新種コロナウイルスに伴う危機を克服するため、バイオヘルス、未来の自動車、システムLSI(大規模集積回路)の3大重点産業と基礎研究への投資を強化し、成長潜在力を高めることを骨子とする。 感染症対策には、今年度(1738億ウォン)の倍以上の3776億ウォンを投じる。 コロナ後の時代の新たな成長への足掛かりを築くための政策「韓国版ニューディール」には今年度(1兆6900億ウォン)より45.6%多い2兆4600億ウォンを投じる。同政策は「デジタルニューディール」と「グリーンニューディール」を両軸とする 金性洙(キム・ソンス)科学技術情報通信部科学技術革新本部長は「コロナ危機をチャンスにするため、限られた財源を感染症、韓国版ニューディールなど必要なところに戦略的に投資した」と説明した。 来年度のR&D予算配分・調整案は30日までに企画財政部に通知される。同部は人文社会関連のR&D予算と共に、来年度の政府予算案を確定して9月中に国会に提出する。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40