＜2018ア大会＞韓国サッカー代表、イラクとの強化試合はキャンセル＝ジャカルタへ直行

キム・ハクボム監督が率いるアジア大会韓国代表チームが強化試合なく本選に臨む。

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　大韓サッカー協会の関係者は27日「韓国がアジア大会2018ジャカルタで5チームが競合する組に編成され、8月9日に予定されていたイラクとの強化試合は双方のサッカー協会の合意のもとに、キャンセルされた」と明らかにした。

　続けて「まだ確定していないが、8月12日にアジア大会の初戦をおこなう可能性が高い。来週初めに日程が出る。初戦が前倒しされ、日程も変更することになった」と説明した。

　韓国は去る25日、マレーシア・クアラルンプールアジアサッカー連盟（AFC）本部で開かれたアジア大会男子サッカー組抽選で既存のキルギス、マレーシア、バーレーンに加え、UAEとE組に編成された。

　アジア大会男子サッカーの組抽選は、アジアオリンピック評議会（OCA）が参加国リストをAFCに伝え、AFCがこれをもとに行う。AFCは去る5日、男子サッカーに出場する24チームを対象に組抽選を実施、各4チーム6組に分けた。当時、韓国はキルギス、マレーシア、バーレーンとE組に編成された。

　しかしすべての抽選後、OCAが伝えていたリストからUAEとパレスチナが抜けた事実が伝えられた。OCAとAFCは去る5日の組抽選の結果を無効として、26チームを対象に25日に再度、組抽選を行うことにしていた。だが、去る24日にOCN、アジア大会組織委員会、AFCが3者協議をした結果、5日の組編成結果を認め、抽選を通じてUAEとパレスチナを6組中2組に1チームずつ割り当てることにした。

　抽選の結果、UAEは韓国が属する組に含まれた。これにより韓国は組別リーグを4試合も行う望まない日程を消化することになった。優勝するためには全8試合を行わなければならない強行軍だ。

　韓国は当初31日に招集、8月9日に韓国でイラクと強化試合後、8月10日にジャカルタへ向かう予定だった。しかし変更された日程のせいで、招集日以外はすべて再度決めなければならない状況となった。