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<W解説 >101歳で1月に死去した元徴用工、解決策は受け入れていなかった?
韓国の大法院(最高裁)で日本企業が敗訴した元徴用工訴訟をめぐり、元徴用工の父親の同意なく解決金を受け取ったとして、韓国警察は先月30日、私文書偽造などの疑いで子ども2人を書類送検した。この元徴用工は今年1月に101歳で死去したイ・チュンシク(李春植)さん。日韓の懸案だった元徴用工問題をめぐり、韓国政府は2023年3月、元徴用工訴訟で勝訴が確定した原告らに対し、政府傘下の財団が賠償金相当額を支払う「第三者弁済方式」による解決策を発表。イさんは当初、この解決策に日本企業の謝罪や関与がないとして反発し、解決金の受け取りを拒否していたが、財団関係者は昨年10月、イさん側が受け取り手続きを完了したと明らかにしていた。だが、イさんの子ども2人が「病院関連の書類」だと偽ってイさんに解決策を受け入れる書類に署名させていた疑いがもたれている。韓国紙のハンギョレは「故イ・チュンシクさんが第三者弁済金を受け入れた背景には、イさんの子どもたちによる私文書偽造があったことが明らかになった」と伝えた。