5月4日に公開を控えた映画『血の涙』(チャ・スンウォン、パク・ヨンウ、チソン主演)のインターネット予告編が、衝撃的な処刑シーンで論争を起こしている。

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去る2月末、インターネットで公開された予告編では、わらが取り除かれ露わとなった木に刺さった死体の、残酷な様子が公開された。劇中で最初の殺人事件のワンシーンであるこの死体は、これから起こる5つの死の始まりを暗示している。

しかし、最近公開されたインターネット予告編では、頭を叩き割って殺す“石刑”で処刑されるシーンが追加された。残酷に殺される姿をそのまま公開し、これを見たほとんどが、「残酷すぎる」と批判している。

それでもこのシーンは、劇場用の予告編では削除されて公開されているが、「残酷性等級ではトリプルAになるはず」というある映画ファンの主張は、公開版の殺人シーンへの好奇心を掻きたてる。

「私の体が引き裂かれるのを見ても、気楽にお過ごしでしたか」という、奇怪な女性の声で始まる『血の涙』予告編は、李朝時代を舞台にした猟奇的な連続殺人事件に対する恐怖心を呼び起こす。

スペクタルでダイナミックな画面は映画のスケールをうかがわせると同時に、新しい史劇スリラーとしての面白味を感じさせ、また映画の興行可能性を含んでいる。この部分で、「残酷さを前面に押し出した殺人推理史劇という映画の特性を理解するべき」という映画ファンの主張も一理がある。

予告編の残忍な殺人シーンで、ストーリー展開と作品の完成度の両方から見ていくべきか、映画マーケティングのために残酷さを押し出した、間違った商業主義という批判の線で見るべきかは、映画公開後、観客みんなの課題として残る。

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