<第14回釜山国際映画祭>のガラ・プレゼンテーション部門に招待された日本映画『しんぼる』の松本人志監督が9日、釜山・新世界センタムシティーで記者会見した。

 松本監督は作品について、日本の観客ではなくほかの観客に見せたいという思いから言語的なものを多く取り入れないようにしたと説明した。釜山を訪れたのは20年ぶりだが、街並みがすっかり変わり驚いたと感想を述べた。

 松本監督は、第12回同映画祭でも紹介された長編監督デビュー作『大日本人』に続き、『しんぼる』でも主演を務めた。大半を一人芝居で演じたことについて「ほかの俳優を探したものの思い通りにいかず仕方ない状況だった」と振り返った。

 映画『しんぼる』では、白い部屋に閉じ込められた男が部屋から脱出するために奮闘する物語が奇抜な想像力で描かれている。
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