去る8月、北京オリンピックにて選手を支援するために旅立った芸能人応援団に対し、国税を浪費したという疑惑がもち上がり、ネティズン(ネットユーザー)の非難を受けている。

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芸能人応援団は7月に、カン・ビョンギュが文化体育観光部へ提案したことで結成された。
カン・ビョンギュの他にはキム・ナヨン、ミナ、キム・ヨンマン、ユン・ジョンス、チェヨン、エバ、ヒョンヨン、アン・ソンヨン、チュ・ヨンフンなどが参加し、彼らに引率した21名の関係者を含めた計42名の応援団で構成された。

芸能人応援団は1泊の宿泊費が145万ウォン(約15万円)として知られる5ツ星ホテルに泊まり、8月9日から19日までを過ごした。ここで宿泊費だけで1億1,603万8,000ウォン(約1,200万円)を使った計算になる。
加えて、飛行機はビジネスクラスを利用したため3,701万ウォン(約380万円)、大御所と呼ばれる一部芸能人たちは、支援金でスパを数回利用したことも伝えられている。
文化体育観光部が去る17日にチェ・ムンスン民主党議員へ提出した資料によると、芸能人応援団は現地での滞在中、2億1,189万3,000ウォン(約2,200万円)を使ったとされており、その経費はスポーツTOTOの収益金でから一部が支援されていた。

しかし芸能人応援団は、国家の支援にも関わらず北京オリンピックの期間、役に立つこともなく、より一層の非難を浴びている。事前の準備が不十分であったためにチケットを手配することができず、競技場へ入ることができなかったため“闇チケット”を購入する事態に陥った。また、ワン・ギチュン、パク・テファン選手の決勝ではチケット手配ができず、北京市内にあるレストランでテレビ観戦にて応援していた。

“経費の無駄遣い”という疑惑が浮上している事に対して芸能人応援団側は「団長であるカン・ビョンギュ氏の招待で参加したため、私たちがこの疑惑に関して話すことはできない」と責任逃れとも取れる発言をしている。
また、一部の芸能人側は「出演料なしに国のために慈善活動を行うという意味があったため、宿泊だけ提供を受けていた」と疑惑に対して、悔しがる態度を見せた。

このような芸能人たちの無責任な行動にネティズンたちは「国民の税金で楽しんできましたか?」、「野球中継がなかったと興奮していたと思ったら、遊んでいたのですね」、「やはり韓国は裏事情が多すぎる」、「国民は血を吐く努力をしているのに…」など非難の声が絶えない。

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