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<W解説>韓国・李政権が発足後初の恩赦、かつて世間を騒がせた2人の公職経験者も対象に
韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領は、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」の15日、特別赦免(特赦、日本の恩赦に相当)を実施した。子どもの不正入学疑惑に絡む公文書偽造・同行使罪などで服役中だった少数野党「祖国革新党」のチョ・グク元法相や元慰安婦のための寄付金を横領した罪で有罪判決を受け、執行猶予中だった慰安婦支援団体のユン・ミヒャン前代表ら、計2188人が対象となった。6月に発足した李政権で初の特赦。これに先立ち、チョン・ソンホ法務部長官(法相)は11日、今回の特赦について、「国民統合の機会を設け、経済を活性化させることに重点を置いた。国民主権政府(李在明政権)発足後初めての恩赦を通じ、社会的な対立が解消し、国民統合が実現することを期待する」と述べた。しかし、かつて世間を大きく騒がせながら、有罪判決を受けてから間もないチョ氏やユン氏らが特赦の対象に含まれたことに、一部の国民や野党、市民団体などからは反発の声も上がっている。