【ソウル4日聯合ニュース】韓国とロシアはモスクワで第10回政策協議会を開き、北朝鮮核問題の平和的な解決と朝鮮半島の平和・安定を目指し、引き続き緊密に協力することで合意した。
 外交通商部が3日に明らかにしたところによると、先月29日に開かれた協議会には同部の李容濬(イ・ヨンジュン)次官補とロシアのボロダフキン外務次官が出席した。双方は貿易・投資の増進、西カムチャッカ海上鉱区の共同開発、ロシア産天然ガスの韓国導入、極東地域物流団地の造成など、実質協力事業についても協力を続けることにした。
 また、修好20周年を迎える来年が韓ロ関係の発展に重要な契機になるとの認識で一致し、互いの理解と信頼を高めるため▼多様な修好記念行事▼高官交流▼韓ロ対話の発足▼経済団体の交流――などを推進する方針を固めた。先端技術分野での協力拡大策について協議したほか、朝鮮半島情勢やイランなど地域・国際的イシューについても幅広く意見交換したという。
 次回の政策協議会は、ソウルで来年開催する予定だ。
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