「自力で克服!」…コロナ対策への支援にも“どこ吹く風”の北朝鮮
北朝鮮は新型コロナウイルス感染症事態に対応するため、国家非常防疫体系の宣言(1月24日)をしてから2か月あまりが過ぎたが、内部に対する措置はすばやく施行した反 面、外部からの防疫協力には消極的な態度をみせている。
北朝鮮は新型コロナウイルス感染症事態に対応するため、国家非常防疫体系の宣言(1月24日)をしてから2か月あまりが過ぎたが、内部に対する措置はすばやく施行した反 面、外部からの防疫協力には消極的な態度をみせている。
通常は最高人民会議の1~2日前に代議員登録が行われるが、今回は会議の当日に登録することになっており、日程が簡略化されたことから、新型コロナ ウイルス対策と推定されるという。
北朝鮮が来る10日、国会に相当する「最高人民会議」を開催する中、韓国統一部は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の出席と対外メッセージ内容に注目している。
また「伝染病に対する支援と協力は、必要な時期に必要な物資が即時に調達されることで効果が出るが、制裁や免除手続きが煩雑で極めて限定的な物資のみ可能な 状況では、必要な時期に必要な物資を必要な量だけ確保するのは難しい」とし、「人道的支援のために制裁解除が必要である」と主張した。
【ワシントン聯合ニュース】在韓米軍のエイブラムス司令官が、北朝鮮の「新型コロナウイルス感染者がいない」という主張について、「不可能な主張」だと改めて反論した。
【モスクワ聯合ニュース】北朝鮮当局が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各国の外交官などを対象に2月から実施していた移動制限などの措置を一部解除したことが 分かった。
平壌駐在のロシア大使館は2日、Facebookに掲載した文で「北朝鮮外務省から外国人のすべての小売店、食堂などサービス施設の訪問を許可するという通知を受け取っ た」と伝えた。
韓国統一部・統一教育院は1日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための「社会的距離の確保」を実践し、「第8回統一教育週間」をオンラインフェスティバルとして開催す ると明らかにした。