韓国女優ソン・ソンミ(43)の夫を殺害した20代の男が容疑を認めた。
韓国女優ソン・ソンミ(43)の夫を殺害した20代の男が容疑を認めた。
韓国女優ソン・ソンミ(43)の夫を殺害した20代の男が容疑を認めた。

ソン・ソンミ の最新ニュースまとめ

 ソウル中央地裁刑事合意28部(部長判事:チェ・ビョンチョル)審理で2日おこなわれた初公判準備期日で、殺人容疑で起訴されたチョ某被告(28)は「殺人犯行とこれを依頼された事実を認めるか」との裁判部の質問に「そうだ」と答えた。

 裁判部はチョ被告に殺人を教唆した容疑のクァク某被告(38)が私文書偽造等の疑いを受ける裁判と今回のチョ被告の裁判を一緒に審理するかを検討することを決めた。続けて、来る10日午後5時に2度目の公判準備期日を開き、これに関する意見を明かす。

 これを前にソン・ソンミの夫コ氏は去る8月21日午前11時40分ごろ、ソウル・瑞草区(ソチョグ)の法務事務所で、チョ被告に刃物で首を刺され死亡した。当時、チョ被告は数億ウォンを約束されていたが、1000万ウォンしか受け取れなかったことで偶発的に殺人をおかしたと主張した。これに対し、当時現場にいたコ氏の義理兄弟(弁護士)は請負殺人の可能性を提起し、検察に捜査を依頼。チョ被告はコ氏を凶器で刺し死亡させた容疑で拘束起訴された。

 その後、検察は追加捜査を通して、コ氏を財産分与紛争に巻き込んだ従弟クァク被告がチョ被告に「コ氏を殺害すれば20億ウォン(約2億円)を渡す」と殺人を教唆したと見て、クァク被告を追加起訴した。クァク被告は680億ウォン(約68億円)台に及ぶ祖父の財産分与問題でコ氏と葛藤していたことが分かっている。

 一方、ソン・ソンミは2006年、3歳年上の元映画美術監督コ氏と結婚した。知人の紹介で出会い、1年の交際を経て結ばれた2人は2015年4月に娘が誕生した。ソン・ソンミの所属事務所JRエンターテインメント側は事件直後、「事件は遺産相続紛争とは関係ない」としながら、「故人は被疑者に巨額の金品を渡す約束をした事実はない」と公式立場を明かした。

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