
人間、生きていればどんな人でも不調になることはあります。今までになかった体調不良だと、小さなことでも気になってしまったりします。しかし、実は原因を追求して気にしすぎるよりも、ただその不調を受け止めることの方が大事な時もあります。どういった時に原因追求をしすぎない方が良いのでしょうか。
体調不良になると、自分は実はどこかもっと悪いところがあるのではないかと不安になったり、悪化したら嫌だなと思ったりして、気になったらずっとネットでその不調原因や解決法を調べる人はたくさんいます。ヤフー知恵袋にも、謎の不調に対しての質問があり、数日後にはケロッとして解決したというものも多くあります。

こうして不安を解消するために原因を探すわけですが、そうしない方が良い時は他のことで頭がいっぱいな時です。精神的に疲れている時にネットにかじりつくのはあまり良くありません。そういった時は、疲れているから不調になるのは当たり前なんだと思って過ごし、調べる時間を睡眠や休息に充てることが大切です。
また、大切な仕事など、集中しなくてはいけないことがある時にも不調を不調として受け止め、それを回復することに時間を割くべきです。もちろんあまりにつらい不調が続いているなら話は別ですが、いつもと違う小さな体調の変化があるなどの場合は無理な原因追求は止めましょう。

ただ一方で、早めの医療機関への受診も大切だとは言いますよね。それは確かにそうですが、意外とそういった不調は医師も原因がわからず、ストレスや疲れなどと言うものです。薬が出されればそれで安心するというなら行って損はありませんが、大抵は「なんだ、そんなことだったのか」と、大した病気でないことを知ります。
自分が経験したことのない未知の不調はどうしても気になってしまいますよね。たとえそれがいつもはできない舌にできた口内炎だって。あまり原因にとらわれないことも時には大事と覚えておきましょう。
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