ナチュラルなクリーニング剤として人気の重曹。
キッチンの油汚れに活用している方も多いですし、お風呂場やトイレの掃除や消臭剤としても便利です。
でも実は、もっと他にも活用法があるんです!それは焦げ落としと靴下の匂い対策。
それぞれの方法をお伝えします。


●焦げ落とし




うっかりフライパンや鍋を焦げ付かせてしまった経験のある方は多いのではないでしょうか。
なかなか落ちない焦げはイラっとしますし、かといってたわしでゴシゴシこすって素材が傷んでしまうのも嫌ですよね。
焦げ落としにも重曹を使ってみましょう。
まずは底がひたるくらいに水を張って、そこに重曹を入れてから加熱して沸騰させます。
かなり泡が出てくるので、水の量が多すぎないように気をつけて下さいね。またお湯に重曹を入れても一気に泡立つので、水の時点で入れておきましょう。
しばらくグツグツ加熱したら、火を止めて冷めるまで置いておきます。
その後、スポンジで優しくこすって落とします。手荒れしやすい人はゴム手袋をつけて行って下さいね。
それでも落ちない焦げは、重曹に水を加えてペースト状にしたものをスポンジにつけてこすってみて下さい。クレンザーのような効果があり、よりしっかり落とせますが、傷がつく可能性もあるのでこすりすぎないようにしましょう。


●靴下の匂い消し




洗濯しても落ちない、靴下についてしまった嫌な匂いって気になりますよね。
そもそもなぜ靴下は臭くなりやすいかというと、足は汗をかきやすい部位の上に長い時間密閉されて、汗や熱がこもりがち。さらにエサとなる角質も多いために雑菌が繁殖しやすいからです。
そこで、お湯+重曹に漬け込むのが効果的です。
雑菌は熱に弱いので、熱湯ではなく40〜60℃くらいのお湯で大丈夫です。そこに重曹を入れて溶かし、靴下をしばらく漬け込んでおきましょう。
熱で除菌され、重曹が皮脂汚れを落とし匂いも取ってくれます。
漬け込んだ後はしっかりとすすぎ、普通に洗濯すればOKです。


目的別に洗剤やクリーナーを揃えるのは面倒だという人にも、おすすめですよ。

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