
皆さんは、「自己効力感」という言葉を聞いたことがありますか?一見自己肯定感かなと思うも、そうではないのです。今回は、この自己効力感とは何なのか、そしてどのようにしたらそれが感じられるようになるのか、そのメリットとは何なのかについてご紹介していきます。
自己効力感とは、簡単に言えば、自分が有益なことを成し遂げた時に感じる「自分はやれるんだ!」という感情です。例えば、仕事の案件をこなしてクライアントに褒められた時、自分が問題を解決できたという感触を得ると思いますが、これこそが自己効力感です。ちょっと達成感と似ていますね。

自己肯定感は、その名の通り自分自身を肯定してあげられることですが、自己効力感は自分が何かを成す効力を持っていると感じることです。自己効力感を感じられるようになるには、小さくても良いので成功体験が必要です。これが積み重なると自信にもつながっていきますし、自分のことが好きになっていきます。
仕事でなくても、食器洗いを終了した、洗濯物を干した、苦手な人と上手く会話ができたなどなど、小さなことで得られる達成感が自己効力感になっていきます。自分がクリアした問題が増えると自分のことが好きになっていくというのがメリットですね。

他にも、自己効力感が高ければ高いほど自分には価値があると思えるメリットがあります。誰かに頼りきりだと自信を失ってしまいますが、そうではなく自分にもできたという確かな感触が自分の価値を高めていきます。自分で自分に価値があると思えるのはとても幸せなことではないでしょうか。
小さな成功体験を家事や仕事以外で得たいなら、創作活動をしてみることをおすすめします。イラストや手芸が完成したら、その満足感や達成感は自分が作りだしたものなので自己効力感が増すことでしょう。このように、趣味でも自己肯定感は上がるので、好きなことを極めてみることや、色々なことにチャレンジしてみることも大切ですよ!
(C)wowKorea