
人の体には『三首』と呼ばれるパーツがあるのをご存知でしょうか?
『三首』と名前に首がつく部分、つまり首・手首・足首のことです。
これらの部位を出すと抜け感や華奢な印象を与えられるので、春夏なら積極的に出したい部分ですが、寒い季節は逆に出さずに暖めた方が良いんです。
●三首を暖めるべき理由
首・手首・足首は筋肉や脂肪が少ない上に皮膚も薄いパーツです、
皮膚の近くに太い血管があるため外気の影響を受けて冷えやすく、冷えた血液が体に回ることで全身が冷えてしまうことになります。
冷えると血行が悪くなり、肩こりや疲れやすさの原因になります。
また、代謝が悪くなって太りやすくなったり肌が乾燥しやすくなったりと美容にも悪影響。
しかし逆に暖めれば、温まった血液が全身をめぐり効率的に体を温めることができますし、冷えによる不調を防げます。
●三首の温め方
・首
首は特に太い血管があり、肩にも近い部分なので、冷えるとすぐに首や肩のコリ、顔色の悪さとなって表れやすいです。
外出する際にはマフラーやネックウォーマーを身に着け、外気に触れさせないようにしましょう。
マフラーがチクチク感じやすかったり、室内でも寒い時にはタートルネックがオススメです。
インナーでもタートルネックになっているものもあるので、服装に合わせて活用してみましょう。
・手首

冬になると指先が冷たくなって辛い人は手首を積極的に暖めましょう。
外出時には手袋をし、家でも読書やネットなどする時はアームウォーマーを利用してみましょう。
寒さで血流が滞ると体の末端である指先は特に血行が悪くなってしまうので、指先に近い手首を暖めるのが有効です。
・足首

足首には三陰交(さんいんこう)という冷えにきくツボがあります。場所は内くるぶしから指4本分上です。
ここを冷やさないよう、靴下やレッグウォーマーを着用しましょう。
三陰交は婦人系にも効果のあるツボで、痛気持ちいい程度に押すのもオススメです。
辛い冷えに対抗するためには、三首を重点的に暖めるのが有効ですよ。
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