ちょっと良いなと思う人がいても、1つ何か気に入らないことがあるとすぐに冷めてしまうことはありませんか?この減少を減点方式と言います。最初から高い評価をしてしまうために、その期待を裏切られたような感覚になるのです。この減点方式から解放される方法はないのでしょうか。

減点方式で人を見てしまうと、人付き合いをしていけばいくほど人が嫌いになっていくため人間関係の構築に時間がかかってしまいます。100点満点のところから段々と嫌なところを知っていくことで減点されていき、加点したいのにその1つの嫌な面ばかりが気になってしまいます。




減点方式から解放されるためには、まず相手に期待しないトレーニングをしてみましょう。良い人だなと思っても、それは自分の勝手な期待であり、相手に求めるべきものではないと意識してみてください。その人の本質を見抜けばもちろん良いなと思うところも悪いなと思うところも色々あることがわかります。それをひっくるめて好きだと思える人こそが運命の相手です。

相手に期待しないためには、ある程度のネガティブ感情が必要です。ネガティブという悪いイメージがついてしまいますが、実は自衛をするにはとても役立つ感情です。相手はもしかしたらこんな欠点を持っているかもしれないと最初からネガティブに想像することによって、それが払しょくされたときに加点ができます。要はハードルを下げておくのです。




性格上これができる人とできない人がいますが、できない人であれば最初は意識してネガティブ感情を作ってみましょう。無理にする必要はありませんが、好きと認識して舞い上がってしまうことは防げます。一歩引いて相手を見ることで時間をかけて人を見られるので、冷静な判断もできるようになるでしょう。

減点方式をやめたいと思っているのに難しいなら、これらの方法を試して少しトレーニングしてみましょう。上手く行けばこれからの人間関係も良好になっていくはずです。

(C)wowKorea