
1日の終わりに汗を流して、疲れを癒やしてくれるのがお風呂の時間。
湯船に浸かることで、心も体もリラックスできるだけでなく、健康や美容にも嬉しい効果をもたらしてくれます。
忙しいからとシャワーだけで済ませてしまうのはもったいないです。
夏場は暑くて浸かる気になれないという人も、秋冬なら湯船に浸かる生活を始めやすいのではないでしょうか。
●入浴で得られる効果
・温熱効果
お風呂で温まることによって血行が良くなり、身体のコリや疲れがとれます。
温度によって違う効果もあり、熱めだと交感神経が優位になり、シャキッとした気持ちになれます。
一方、ぬるめだと副交感神経が優位になり、気分が落ち着きます。
・浮力効果
お湯の中では浮力が働いているため、筋肉や関節にかかる負担が少なくなります。
その分、脳への刺激も軽くなりリラックスできます。
・静水圧効果
湯船の中ではウエストが数センチ細くなるほどの水圧を受けています。
その圧力で血液の循環が促され、血行が良くなります。
●リラックスには半身浴

38℃くらいのお湯にみぞおちまで20分ほどつかるのが半身浴。
心臓に負担がかかりにくく、長時間ゆったりと入ることができるので、じっくりと体の芯まで温まり、リラックスに効果的です。
血行が良くなる時間を長く取れるので、脚のむくみに悩んでいる人にもオススメ。
全身が温まるまでに上半身が冷えてしまう可能性があるので、肩にタオルをかけておきましょう。
●すぐに温まりたいなら全身浴

肩までつかる全身浴なら、短時間で効果的に全身を温めることができます。
ゆっくり半身浴する時間を取るのが難しい人にオススメです。
また肩コリに悩んでいる人も、水圧の効果を肩に受けられる全身浴が向いています。
ただし、半身浴に比べて心臓や肺に負担がかかりやすいため、長時間つかったり体調が悪い時に無理して入るのはNGです。
身体が温まり血行が良くほか、むくみやコリまで解消してくれるのがお風呂です。
冷え性や血行不良によるくすみに悩んでいる方は、ゆっくりお風呂に入る時間を作ってみませんか?
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