
もしあなたなら、自分の得意を増やすか、それともスペシャリストとして1つを極めるか、どちらを選びますか?どちらも苦手を克服するよりは挑戦しやすいものですが、今からやるならちょっと迷う人も多いことでしょう。どちらにどんなメリットとデメリットがあるのかを紹介していきます。
まず、得意なことを増やそうと思っている場合のメリットは、そのまま得意なことが増えることで、その結果生きやすくなることですね。得意であると胸を張って言えることが増えれば増えるほど自分の自信にもつながり、自己肯定感が強くなります。自分を誇れるようになれば精神的にも安定します。

ただ、得意なことを増やすということは、新たなことにチャレンジするということでもあります。デメリットはそこにあり、やってみて失敗すること、挫折することが多くなりがちだということです。まだ得意になる前段階での試行錯誤はあるので、その時に失敗が続くとモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
一方、1つのことを極めるスペシャリストを目指すメリットは、もともと自分で得意だとわかっていることに集中できるから失敗が少ない点です。例えば英語が得意なら、人より常に優位に立ちながら更なる高見を目指せるので気持ちが良いでしょう。そのまま誰にも負けないと言えるくらいまで延ばすことができるので、「好きこそものの上手なれ」というように順調に先を目指せます。

しかし、もともと得意なことをさらに伸ばすには伸びしろが少ない点がデメリットになります。新しいことにチャレンジする際には、初めてのことが満載でできるようになること、成長したと感じることが多いでしょう。しかし、得意なことは既にある程度のレベルにまで達してしまっているので、更に高見を目指す場合には伸び率が悪くなります。
以上のことを頭に置くと、どちらの方が自分向きかわかってくるでしょう。得意を増やすか1つに絞るか、どちらにもメリット・デメリットがあります。
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