
どこで得た知識かはわからないけれど、なんとなく健康に良さそうだという食べ物の判別はつくことはよくありますよね。ただ、きちんと学んだわけではないことや、最新の研究結果では昔と別の結果が出たことなどから、健康に良さそうなのに実はそうでもなかったというものが出てきています。
例えば、私たちが昔から身体に良いと思っているのは牛乳ではないでしょうか。小学校では毎日給食の時に出され、その6年間で言えばかなりの量を飲んできたはずです。成長に欠かせないもので、骨を強くするカルシウムたっぷりな飲み物、そんなイメージがあるのではないでしょうか。

それは嘘ではありませんから、これからもどんどん飲んで構いません。けれど、日本人の腸向きではないというところが難点になります。牛乳が苦手という人の中には、味がまずいわけではなく、飲むとお腹の調子がなんとなく悪くなるからという理由を持っている人はいませんか?これは腸が牛乳を吸収するのに向いていないのです。
そのような体質は日本人には特に多いと言われており、欧米人は平気な人が多いと言われています。よって、身体に良いからと牛乳をごくごく飲んだら、逆にお腹がぎゅるぎゅるしてしまったという場合も。ちょっとお腹が弱いかなと思う人は飲む量に気を付けましょう。

また、食物繊維がたっぷりの野菜も注意が必要な場合があります。基本的に野菜は身体に良いとされ、食物繊維も身体に良いというイメージはありませんか?しかし、繊維が消化しにくいと逆に消化不良を起こしてしまいます。よって、お腹を壊している時にはあまり食べない方が良いと言われていることもあるのだとか。
おじややおかゆを食べる時にはそこまで野菜を重視しませんよね。すりおろした野菜なら繊維も細かくなって良いのかもしれませんが、いずれにしても食べ物や飲み物は胃腸を通るので、そこが弱いならお腹を壊した時に食べるものには注意が必要です。
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