
5月になると気を付けたいのが「五月病」です。
4月の新年度が始まることで抱えるストレスが原因となり発症することを言い、悪化することで精神疾患を患ってしまう危険があります。
そんな五月病に“なりやすい人”の特徴とは、どのような人が挙げられるのでしょうか。
ここからは、五月病になりやすい人について紹介していきます。
自分が1つでも当てはまったら、今後発症しないために注意をしていくことをおすすめします。
* 20代の若者になりやすい傾向

20代の若い人は、40代以降の年代の人に比べて2倍近く発症率が高い傾向にあるそうです。
その理由の背景には、新年度を迎え、新しい環境におかれやすい年代にあると推察されます。
新入社員として新しい環境でスタートを切っても、なかなか慣れない環境で過度なストレスを抱えてしまい、五月病を発症してしまうケースが多くみられます。
新しい門出と同時に、ストレスを抱え込まないことを注意していきましょう。
* 真面目・責任感が強い

性格が真面目であったり、責任感が強い人は五月病になりやすいといわれています。
仕事に真摯に向きあい、懸命に働いているうちに、見えないストレスを抱えてしまうことで発症しやすいといわれています。
また、このような性格の人は、周囲に相談をするきっかけを作らないため、ストレスを抱えていることが分かりにくい傾向があります。
そのことから、過度なストレスを抱え込みすぎて重症化してしまうおそれがあるため注意が必要です。
* 長時間労働が多い人

毎日長時間労働を強いられている人は、五月病を発症しやすいといわれています。
長時間労働を毎日行うことで、心身ともに疲労が蓄積され、重症化してしまう恐れがあります。
毎日の繰り返しが積もり積もって爆発してしまう人が多いため、注意が必要です。
* 燃え尽き症候群(バーンアウト)してしまった人

大きな仕事を抱えていた人が、ミッションを完了してしまった後に「燃え尽き症候群」となってしまい、それが引き金となって五月病になってしまう可能性があります。
特に年度末などで忙しい月の仕事を終えた後に、燃え尽き症候群になる人が多く、4月か5月にかけて仕事が手につかないことも。
新しいやりがいのある業務が手元に来ることで解消される可能性もありますが、通常業務にもどってしまったときに気持ちの切り替えが難しく、そのまま憂鬱になってしまう危険があるのです。

五月病の症状は、精神的な負担だけではなく身体的な倦怠感も味わいます。
過度なストレスが原因となって起こる症状の為、定期的なストレスの軽減に努めることで、未然に予防をすることができるでしょう。
もし、一つでも当てはまったら、五月病の症状にならないためにも未然に対策を講じることをおすすめします。
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