
満開の桜並木からあふれるピンクの花びらのシャワーは、幻想的で人の心を魅了するものです。
その景色を再現するかのように、桜モチーフは結婚式のウエディングフラワーに使用されたり、花嫁衣裳のデザインにも取り入れられたりと、おめでたい席でも見かけることがあります。
現代の日本では、桜には「サクラサク」といった言い方をしたりと、縁起が良いものとされているからではないでしょうか。

桜は江戸時代まで、縁起が悪いものであるという人もいたそうです。
桜の季節に結婚することでさえ嫌煙されることがあったとか。
パッと咲いてパッと散るその姿に、はかなさを感じてのことかもしれません。
しかし、たくさんの庶民が名所に集まり、咲き誇る桜を鑑賞する「お花見」というイベントが定着したのも江戸時代です。
その時代は、お弁当を持参して日中楽しむのが主流でした。
また、現在の日本で主流となっている「ソメイヨシノ」が誕生したのも、江戸時代後期のこと。
時代によって移り変わりはあるけれど、昔から変わらないものも存在し続けています。

桜の花言葉は、品種によって異なる場合もあるのですが、桜全体の意味としては「精神の美・優雅な女性」と聞きます。
桜を目標にして『内面が美しく、しとやかな女性』を目指してみると、桜のように注目を集め、周りの人を幸せな気持ちできる女性になれるかもしれません。
また、男性が女性といて幸せを感じる瞬間は、自分の弱点を受け入れてくれる時だそうです。
はずかしい部分を認めて許してくれたり、背中を教えてもらえると、安心して幸せを実感できるという人も。
春は、新しいことをスタートさせる人が多く、新たな不安や悩みを抱えていることもあります。
桜の花を二人で眺めながら、飲み物片手に彼の話をゆっくり聞いてあげてみてください。
きっと桜の美しさと同様に、彼はあなたにも惹きつけられることでしょう。

降り注ぐ桜の花びらを一枚、地面に落ちる前にキャッチできると恋が叶うというジンクスがあります。
桜を満喫しながら、素敵な春を過ごしてくださいね。
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