気分が上がらない日は、色の力を借りた食材選びをしてみませんか。
色の効果で、食欲のコントロールから、食事の栄養のバランスを意識することもできるそうです。
今回は、食事に与える色の効果をご紹介しましょう。

色には、暖色系と寒色系があります。
暖色系である、赤やオレンジや黄色などの色には、温かみが感じられ食欲を増進してくれる効果が見込めます。




赤ピーマンやトマトなどの、きれいな赤い色素には、リコピンやカプサンチンなどの成分が多く含まれていて、交感神経に活動的な気持ちになるよう働きかけてくれるそうです。
また、オレンジや黄色には、βカロチンが多く含まれており、粘膜や皮膚の健康を維持する応援団になってくれるでしょう。

また、寒色系である青や白や黒などの色には、涼しさが感じられる他、食欲を抑えてくれる効果が。

ダイエットをされている方に、もっともおすすめの色が青です。
自然が生み出す食材の中に、あまり存在しない色。
そのせいで、食材としての青に、人は魅力を感じにくいようです。
次に、ヨーグルトなどの白い食べ物は、色の効果として、乗らない気分を白紙のようにリセットしてくれるそう。
朝食にヨーグルトを加えれば、気持ちの良い一日のスタートを切るきっかけになるかもしれません。




では中間色である、緑色はどうでしょう。
黄色と青が混ざった緑は、交感神経を刺激し、体温や血圧を下げてくれるのだとか。
神秘的なイメージがある紫。
青と紫が混ざるこの色には、不安を増長させてしまう場合もあると言います。
使用するタイミングを選ぶことも重要です。

食事のバランスを考える時に、目安として役に立つのが「信号色」。
一食に、赤・黄色・緑の三色の食材を意識して取り入れることで、自然とバランスの良い食事になりやすいからです。




色の欠けがあれば、『栄養のバランスにもう少し気を付けなくちゃ』と自分で気づけて、バランスの良い食事を心掛けることができます。
お皿の上をカラフルに彩りながら、毎日の食事を楽しんでくださいね。

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