ヘアケアに欠かせないオイル。ドライヤーの熱や紫外線ダメージから髪を守って潤いをキープしたり、成分によっては痛みを補修する役割もあります。

そんなオイルは、主に2種類に分けられます。ヘアケア用に開発された人工オイルと、植物などから得られる100%天然のオイルです。

人工ヘアケアオイルは、仕上がりの良さが特徴です。指通りや手触りの良さも得やすく、使いやすいオイルといえるでしょう。
一方100%天然のオイルは、その種類によって効果も違い、自分に合ったオイルが見つかるまで苦労することも…。そのぶん頭皮や髪に優しく、マッサージにも使えるのが嬉しいポイントです。

そこで今回は、ヘアケアに最適な天然オイルを3つ厳選!その種類と効果をご紹介します。自然の力を取り入れて、美しい素髪を育てていきましょう!


1.椿油 



ヘアケア用植物オイルとして、長年愛され続けているのが椿油。ヤブツバキの種子から採れるオイルで、保湿作用や抗酸化作用に優れたオレイン酸を多く含んでいます。

椿油には、頭皮の毛穴の汚れや皮脂を取り除き、頭皮環境を健やかにする働きがあります。脂漏性皮膚炎の原因菌を減少させる有用性でも高い評価を受けており、頭皮にニキビができやすい人にもおすすめです。

また、紫外線から保護するバリア機能にも優れているため、日中ダメージも軽減できます。


2.オリーブオイル 



オリーブの果実から採れるオリーブオイルも、オレイン酸を多く含むオイルです。
また、ビタミンEが含まれるので、抗酸化効果や血行促進効果に期待ができます。そのため、頭皮マッサージに適しています。さらにダメージヘアに栄養を与えてくれるため、艶のある健康的な髪へと導いてくれます。

食用としても親しまれているオイルですが、髪に使用する場合は美容用や、ドラッグストアなどで手に入るオリブ油を使いましょう。


3.アルガンオイル 



モロッコのみに自生するアルガンの木。その実から取れるのがアルガンオイルです。オリーブオイルの4~10倍のビタミンEを含むとともに、保湿成分の必須脂肪酸も含有しています。

頭皮マッサージにおすすめなのはもちろん、ヘアケアに利用すれば、潤いのあるしなやかな髪を育ててくれます。



天然オイルを髪に使う場合は、少量から試すのが鉄則です。とくにアウトバストリートメント代わりに使う場合は、大量に使うとべたついてしまいます。1滴を手のひらで伸ばして馴染ませ、足りなかったらもう1滴…と、適量を知って上手に利用しましょう。

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