ハローワークに行って、失業保険をもらっているときに、
「就職が決まれば再就職手当がもらえますよ」
と言われた経験はないでしょうか。
今回は、再就職手当がいつからもらえるかや・条件・申請方法を紹介します。

1. 再就職手当とは?どんな人が対象になるのか

再就職手当とは、失業保険の受給資格がある人が再就職した場合にもらえる手当です。
失業保険をもらってから、就職しようと思っている人は知らない人も多いでしょう。




2. 再就職手当はいつからもらえる?

気になる支給時期ですが、一般的には 申請から1か月から2か月です。
ただし書類に不備があったり、ハローワークの審査に時間がかかると遅くなるケースもあるので注意しましょう。
必要書類を揃えてスムーズに手続きできれば、申請から1か月から2か月で入金されることが多いです。

3. 再就職手当をもらうための条件

・失業保険の給付日が3分の1以上残っている
・離職前の会社に再就職ではない
・1年を超えて雇用保険に加入する
・待機期間から1か月間は、ハローワークや指定の紹介事業所で就職
・過去3年以内に再就職手当をもらっていない

条件を満たしていないと、就職しても手当を受け取れないので注意が必要です。
再就職手当は、正社員でなくても非正規社員でもOKです。




4. 申請方法
最初にハローワークで、申請書類をもらいましょう。
採用証明書は、会社に記入してもらいます。
雇用契約書や労働条件通知書のコピー・雇用保険受給資格者証を用意します。
揃えた書類は、ハローワークに提出します。

5. 注意点
再就職手当は、とても助かる制度です。
しかし、再就職手当をもらいたいために就職を急ぐ人も多いでしょう。
自分に合わない職場を選ぶと、早期離職にもつながります。
企業との相性や、条件をしっかり確認してから就職を決めることが大切です。

再就職手当の給付率は、失業手当の60%または70%です。
なので、失業手当よりも少なくなります。

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