左からソンギュ、チャ・テヒョン、キム・ジョングク。(画像:画面キャプチャ)
左からソンギュ、チャ・テヒョン、キム・ジョングク。(画像:画面キャプチャ)
SBSでJ.Y.Park(パク・チニョン)とPSYが自社の次世代ボーイズグループを誕生させる大型オーディション番組「LOUD」の放送が終わったとたん、今度はMBCで新しいサバイバルオーディション番組が始まった。9月17日(金)にスタートした「極限デビュー野生ドル」(第2話からは毎週木曜放送)だ。

キム・ジョングク の最新ニュースまとめ

これが一風変わっていて、アイドルデビューを目指す45人の参加者たちが野生地で生存サバイバルを展開するというもの。実力、才能に加え、体力まで評価されるというのが特徴で、初回放送ではウォーミングアップミッションに続き、体力ミッションの模様が公開された。アイドルオーディションなのに、初回から参加者たちの歌、ダンスを見ることはなく、軍隊の訓練のような光景は衝撃だった。

そんな彼らをスタジオで見守るのがMCのキム・ジョングク。さらに、パネラーとしてチャ・テヒョン、ソンギュ(INFINITE)、ユジョン(Brave Girls)らが出演。注目は、親友として知られるキム・ジョングクとチャ・テヒョンの共演だ。

今回、7つのミッション(体力テスト3、実力テスト4)を通じて、評価基準はオンライン人気投票100点、実力600点、体力300点の合計1000点満点で競われ、デビュー候補14人を選抜し、その中から7人がデビューすると発表された。すると、さっそくチャ・テヒョンが、もしキム・ジョングクが出たら、体力300点、実力は550点をとれるだろうが、人気は15点だと冗談を飛ばし、絶妙な掛け合いを見せながら、スタジオを笑いに包んでいた。

撮影地はうっそうとした木や草、ごつごつとした岩が立ち並ぶ荒れ地で、スタジオで見ていたMC軍団も「韓国にこんな場所があったなんて、知らなかった」と驚くほど。京畿道華城市に位置しているらしいが、昔、採石場があった場所で、今は使用していないところだという。そんな撮影地に合わせ、スタジオもLEDで空や草むら、岩壁などを背景にし、撮影地とスタジオを一体化させていたのも目を引いた。

また、サバイバルが展開されている撮影地には進行役がいないため、伝達事項は全て“塔”で発表されるのも目新しい。この塔では、参加者たちのランキングやミッションが公開されるが、ミッションに先立ち、他の参加者の名前、年齢、過去を聞いてはいけないというルールも公開された。よく見ると参加者たちの胸元には名札ではなく、番号札がついていて、番号で呼ばれるが、ミッションで1位になると名前が公開されるというわけだ。

最初のミッションは“ウォーミングアップミッション”で、参加者たちは原野を走り抜け、干潟、海水に飛び込み、海にささっている旗を持って戻ってくるというミッションだった。先着14人がボーナス点50点、1位はダブルの100点を獲得した。その後もさらに体力ミッションが続き、45人は3組に分かれ、筋力、柔軟性、持久力をテスト。ここはアイドル活動をするうえで必要な基礎体力、激しいダンスをこなせる柔軟性、忍耐を鍛える持久力を備えるようにするための鍛錬の場ということだ。

気になる参加者たちだが、初回放送では、ビジュアルラインとして注目されたのが17号と27号。17号はほかの参加者たちから「可愛い」と挙げられ、27号は俳優パク・ボゴムに似ている(?)と注目の的に。また、バラエティ要員になりそうなキャラクターとして、キム・ジョングク、チャ・テヒョンに気に入られていたのが2号と14号。そして、野獣ドルラインとして、ウォーミングアップミッション1位の45号、体力ミッションA組1位37号、B組1位23号、C組1位33号。なお、33号はソンギュと笑った顔が似ているとスタジオでも話題となった。

ほかにも、初回放送は体力ミッションだったので、あまり目立っていなかったが、すでにアイドルグループのメンバーとしてデビュー済み、サバイバル経験者も。「IM」と「UNB」出身のキジュン(6号)、「PRODUCE X 101」出身のユリ(19号)、「RAINZ」出身のソンヒョク(24号)、「Seven O’clock」出身のルイ(35号)。さらに、「TRCNG」カンミン(4号)、「Newkidd」ジングォン(10号)、「BAE173」ドハ(12号)、「VAV」エイノ(15号)、「VANNER」ヨングァン(25号)らも参加。今後、実力ミッションに入ったら、やはり経験者なだけに、頭角を現してくるのではないかと思われる。

初回放送が終わり、一部の視聴者からは、体力ミッションの種目はアイドルに必要な能力を検証するのに適しているのか、といった疑問の声も上がり、特に、体力評価が30%を占めているので、実力があっても体力のせいで脱落する事態が起きる可能性もあるとの指摘も。とはいえ、初回放送を見る限り、参加者たちは真剣ながらも楽しくミッションに参加。熱い戦いを繰り広げながらも、お互いに拍手や声援を送り、励まし合いながら臨む姿が清々しかった。異色のサバイバルオーディションなだけに、どんな展開になるのか注目だ。

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