【ソウル聯合ニュース】韓国の与党、セヌリ党の指名職最高委員に李貞鉉(イ・ジョンヒョン)前国会議員と金振ソン(キム・ジンソン)前江原道知事が確定した。同党の金栄宇(キム・ヨンウ)報道官が3日に会見し、指名職最高委員任命案を発表した。
 李前議員は朴槿恵(パク・クンヘ)前非常対策委員長の報道官的役割を果たしてきた中核人物で、4月に実施された国会議員総選挙では光州・西区から出馬し、有効票の40%を獲得し善戦したが地域主義の壁を越えることができず落選した。
 金前江原道知事も朴槿恵氏を支持する「親朴系」に分類される。江原道知事を3期務め、在任中は2018年冬季五輪の平昌招致に寄与した。現在も同五輪組織委員会の委員長を務めている。
 両氏を含め、セヌリ党の院内代表、政策委員会議長、先月の全党大会で選出された最高委員ら最高指導部9人のうち、8人が親朴系だ。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0