「スーパースターK」出演の米国人、脅迫容疑で出国禁止

韓国の人気オーディション番組Mnet「スーパースターK3」に出演し、歌唱力が話題となった米国人クリス・ゴライトリーに詐欺および脅迫容疑で出国禁止となっていることがわかった。

　ソウル警察署によるとクリスは、ことし3月、過去に交際していた女性A氏から詐欺および脅迫の容疑で控訴されたという。

　クリスは昨年4月からことしまでA氏からおよそ3200万ウォン（約230万円）を借りたものの返しておらず、その後A氏が返済を求めると脅迫ともとれるメールを携帯電話から送信したとされる。

　現在クリスは、これらの容疑について取り調べを受けているが「お金を返そうという意思はある。また、脅迫するつもりはなかった」と容疑を否認している。

　一方、ことし2月、クリスが複数の女性ファンと性的関係を結んだというスキャンダルがインターネット上で拡散。クリスは記者会見を開き「韓国を愛している分、（数々のうわさが）自分を傷つけている」と発言していた。

　スキャンダルが韓国国内で物議を醸したことで、クリスは米国へ帰国する意志を告げていたが、現在は出国禁止になっていることが報じられている。