タレントのクォン・サンウ(30)は10日、「金持ちの息子として生まれ、女を振り回すという役に、視聴者が飽きてしまいそうなので、『悲しき恋歌』では、不遇な環境で育つソ・ジュニョンの役を選びました」

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クォン・サンウはこの日、ソウル市龍山(ヨンサン)区梨泰院(イテウォン)にて『悲しき恋歌』の撮影前に、本紙との単独インタビューを行った。「『悲しき恋歌』での役は、僕が一番先に選べる状況でした」「自分も裕福でない家庭で育ったので、役をうまくこなせると判断しましたし、何も持っていない男が一人の女性への手紙に込めた愛情が、視聴者に共感してもらえると思いました」と説明した。

彼は、昨年ヒットしたほとんどのドラマが、金持ちの息子が、平凡な女性との恋に落ちるという、シンデレラストーリーを描いており、もっと新しいキャラクターに興味を持つようになったと付け加えた。

クォン・サンウは続けて、「『悲しき恋歌』では、男女の愛だけでなく、母子の愛憎関係が描かれているので、個人的には短い演技歴においての新しい挑戦でした」「実際に、独り身の母と、兄と一緒に暮らしていますが、2人とも愛情表現が下手で、優しく接することができないでいます。このため、劇中での母親(ソ・ヒャンジャ)に反発するシーンは胸が痛かったです」と本音を語った。

また劇中で、母親が5話で亡なり、母子間の愛憎関係が少ししか出ないので残念だ、とストーリー展開を少し紹介してくれた。

デビュー以来、多忙のスケジュールに追われ、母親とまともに旅行さえしたことがないのが一番残念だというクォン・サンウは、俳優業をやめたら旅行にも行き、家族と仲良く暮らしたいと語った。

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